行政イベントに不適切な昭和40年男。

 

このページで始まるスライドを、1回目はコンテンツをテーマにして49ページ、2回目はモノをテーマに55ページで構成して講座を展開した。クライアントは藤沢市で、いわゆるお役所からの発注なのだが、これが実にユニークな発想で僕のところに来たは客寄せパンダでよいのだと、打ち合わせでハッキリと言われた僕はパンダさんだ。ざっくりとご説明しよう。

 

人生100年時代を迎えた我が国において、仕事リタイヤ後の生き方は極めて重要である。

そこで文科省が、学習によってその時間を充実させるべしと提唱。

全国の各行政機関に「取り組め〜」と発布。

藤沢市役所のこの担当部署が、「藤沢市生涯学習大学」とぶち上げて各種セミナーを展開している。

その一つとして、僕らが有する昭和アレコレが役に立つと白羽の矢がたった。

 

へっ? なんじゃそれ? となるわけだが、それこそが前述したユニークな部分である。リタイヤ後を豊かにというと、その前段階で取り組むのが有効である。つまり直前を迎えた50代だ。僕のターゲットとバッチリ合致するじゃないか。そして常々拳を突き上げて言っている「明日への元気と夢」こそが必要だというニーズが生じたのだ、えっへん。昭和という共通の興味を、知る・掘るということは立派な学習である。だって元気と夢がモリモリになるのだから。そして僕はこのミッションに隠された真の狙いに、役所の恐ろしさを知ることになる。

 

コミュニティを作りたいとのことなのだ。僕も自治会の経験があるが、地域でつながるのはおっさんにとって極めて重要であることをよーく知っている。仕事人間を貫いてきた我々世代にとって、名刺を使わなくていい仲間作りは極めて重要で、この考えは僕が2010年より展開している「秘密基地」が完全にシンクロする。バイク関係の仕事でも、コミュニティ作りを得意としている僕の仕事術でもあるのだ。藤沢市の担当部署にとって、地域でつながりコミュニケーションを取ることが学びの一つだと位置付けたとでも言えばいいだろうか。そして僕にも恐ろしい狙いがある。この講座の参加者を中心にして、ちょっと止まっている「湘南秘密基地」の幹事会を結成することだ。受講者コミュニティと秘密基地コミュニティを同時発進させるのだ、ふっふっふ。やはり僕は相当なワルだぜ。

 

で、この仕上げとなる3回目が来月の19日に開催予定で、今僕は人が聞いたらどうでもいいことかも知れないが、ものすごーく悩んでいる。全国の役所で展開されている各種講義の中で、おそらく当講座のオープニングはぶっ飛び度ナンバーワンだろう。職員の方が各種案内を済ませて「それでは北村明広さんお願いします」とアナウンスされると「サタデーナイト」(ベイ・シティ・ローラーズ) が大音量で鳴る。僕がプロデュースしてソニーからリリースされたアルバム、『昭和洋楽』のオープニングナンバーだ。職員さんたちが参加者に手拍子を強要する。そして、やや引っ張って僕が部屋の外から登場して、今日のスライドのタイトルを大声で読み上げるのである。練習までして臨んでいるのに、過去2回はやや噛んだから次回はバッチリと成功させたいところだ。そして悩みとは、2回続けた「サタデーナイト」から曲を変えるか否かである。おかげさまで申し込み多数で抽選となった受講者は3回通しなので、この曲で入場してくることはわかっている。そこをかわすか、期待通りに出るかということだ。エンターテイナーとは、こうしたことに大いに悩むのである。同じく『昭和洋楽』の2曲目に収めたノーランズが候補なのだが、うーむ、当日までじっくり悩むことにしよう。って、つくづく平和ですな。
 

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3件のコメント

  1. 3回目終了後に飲み会ができると良いですね!
    何とか飲みたーーい!
    宜しくお願いしまーーーす!

    • うーっ、マンボウですね。これだけは回避したかった。悩ましいです。

  2. Beat it!(色んな意味で(^^))
    この手のお堅いイベントとアタマに新風を!

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