HERO 〜ヒーローになる時、それは今

お袋に言ったらびっくりして倒れちゃうかもしれないから、まだ内緒にしている。まさかあのバカ息子が行政のイベントで講師を務めることになるとは、きっと涙を流しながらこう叫ぶはずだ。「生きててよかった~」と。そう、幾度となくつぶやいている神奈川県藤沢市役所からのミッションの2回目の開催が迫ってきて、準備を進めているところだ。ご説明しよう。

 

人生100年時代をいかに豊かに生き抜くかというテーマに対して、生涯を通じた学びを地域より提供し、よりよく生き抜くコミュニティの形成につなげようとの「生涯学習」の担当部署からのミッションだ。以前特集した『還暦上等』を掲げて、俺たちがその日を迎える昭和100年よりは、還暦とは実は70歳なんだとシフトしてやろうとの野心を抱く僕だから、生涯学習というテーマは親和性が高い。さらに趣味を通じて50代をつなげるというキーワードをもらったので、これはやりがいがあるぞと引き受けてテーマを3つ提案した。ヒーロー考察と俺たち世代の熱の正体、ジェネレーションギャップ研究 (『昭和50年男』をやっているから) である。採用されたのがヒーロー考察で、僕はこの企画のタイトルを甲斐バンドの「HERO 〜ヒーローになる時、それは今」として提出した。最終的に「昭和ヒーロー再探訪」となり、50代の男たちの心の中にある諦めない気持ちを呼び起こして、今こそ地域でヒーローを目指そうという筋で行くことにした。

 

2回の開催ということだったので、アニメや特撮などのバーチャルとシンガーや役者さんなどのリアルで作ることにした。おもしろくするために、僕によって苦渋の選択となるキャラクターベスト10をそれぞれ選抜することにした。しかも5つの章立てにするという本誌さながらの作業となり、創刊からやがて12年になろうというのにこうまで広くヒーロー全般と対峙するのは初めてだ。さらに最後に参加者たちから投票いただき、藤沢市が選ぶ昭和ヒーロー ベスト5 を作る。僕の選んだキャラ以外が選出されたらお恥ずかしいと思っていたところ、1回目の開催ではジャイアントロボが5位にランクインしてしまった。選出した10以外での重要なキャラとして取り上げはしたが、藤沢市のみなさんには影響が大きかったという結果になった。とまあ、そんな風に僕もずいぶんと楽しませてもらっている。

 

そして先ほど、次回の講義での5章の設定と10のキャラの選抜をほぼ終えたところだ、フーッ。バーチャル部門よりも対象が断然多くて困難に困難を極めたが、まあすばらしい選抜ができた (出たーっ、自画自賛)。章立ては、俺たち世代にとっての昭和の象徴から始まり、ハードボイルド、シンガー、ドラマ、銀幕としてみた。さあ、みなさんならそれぞれ誰をはめ込みますかね? いやあ、あの方もこの方もと悩むのが楽しいでしょ? そして藤沢市がどんなベスト5を選抜するかは、3月21日にこのつぶやきからリリースさせていただくから、どうぞ乞うご期待だ。

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