昭和56年のおもひで ~大編集後記。

 

今日も最新号 (vol.56) のご紹介、大編集後記といかせてもらおう。連載特集の『夢、あふれていた俺たちの時代』では昭和56年を取り上げた。高校に入学した年だ。極めて個人的な話をすれば、中学卒業を記念して、同級生で結成したへっぽこバンドでライブを3月末に催した。そしてこの夜、今へとつながる人生が始まったと言っていいだろう。6人はプロミュージシャンになると誓い合ったのである。となると、高校なんか通ってる必要はないと思ったのだが、高校入学祝いに我が家にとっては高額なフェルナンデスのギターを買ってもらっちまったから通わないわけにはいかない。と、バンドが中心の高校生活を3年続けた僕だ。その起点となった年である。

 

この前年の暮れに横浜銀蝿はデビューした。何もかもがユニークだった。ツッパリを看板にしているのに『ザ・ベストテン』に出演すると黒柳徹子さんにきちんとした態度で話す。少し以前、危ないイメージのバンドの代表格だったクールスやキャロルとは違って、横浜銀蝿には陽の雰囲気があった。登場からわずかな時間で王国を築いたのはご周知の通りで、すべてがキャッチーな彼らだった。

 

今回の記事では、嵐さんに話を聞けた。今回のインタビューも、あの日黒柳さんに丁寧に答えているのと同様、いい話がてんこ盛りで、当時を知る俺たちにはうなずく話ばかりだろうからぜひ手に取っていただきたい。

 

この連載特集『夢、あふれていた俺たちの時代』は、昭和の一年を切り取って毎号続けている。昭和46年から63年までを行ったり来たりしながら、なんと今号で3周を終えたのである。3周目では、改元記念として前号で平成元年を取り上げた。つまり、18年を3周プラス平成元年で55回ということだ。創刊号ではこのタイトルをキーワードにした特集を組んで、ヒーローを中心にピックアップする内容だった。vol.2よりこのキーワードをタイトルにして今の形式の連載となったのだ。うーむ、そして10周年を迎える直前でピッタリと終えるとは、やはり俺たち持っている (笑) 。そして、次号 (vol.57) よりは4周目に突入させようと編集部一同燃えているところだ!!
 

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