ショーケンの歌唱、俺のベスト5。

昨夜は改めて、ショーケンの歌にひたった。ワイドショーでは役者としてのショーケンの方が多く取り上げられているが、昨日も書いたように僕にとっては断然シンガーである。癖があり、ロック魂があり、そしてセンスよく昭和邦楽の色を入れ込む。当時ならではといったらいいだろうか、薬物の香りもプンプンする。これほどの狂気を俺たちが多感な頃に提示してくれたのだからありがたい。そんなショーケンの名曲の数々からのベスト5を選んだ。楽曲のよさより、ショーケンらしい歌唱の冴えを優先した。

第5位『ラストダンスは私に』
『スタンド・バイ・ミー』を歌ったベン・E・キングがボーカル時代のドリフターズの名曲であり、大ヒットナンバーだ。これをカバーした越路吹雪さんの曲をショーケン風に見事に歌った。こうした曲を取り上げるのがショーケンらしさであり、前述した昭和邦楽っぽさを演出している。

第4位『シャララ』
ショーケンらしく感じさせる歌詞は徳永英明さんの『輝きながら』やたけしさんの傑作『抱いた腰がチャッチャッチャッ』を手がけた大津あきらさんによる。眠れない夜に鍵をせず俺を待っていろと歌い出すショーケンらしさにグッとくる。

第3位『ローリング・オン・ザ・ロード』
ショーケンのかっこよさが炸裂しているといった感じの名曲で写真のアルバムに収められている。この曲に惚れ込んだ僕は同曲名で高校卒業用の曲を書いた。内容は極めて青く、今組んでいるこのバンドで人生の荒波に向かっていくという内容だった。そう思わせてしまう部分があるのは、ショーケンのナンバーでは異色かもしれない。

第2位『時は流れて』
柳ジョージさんの方も傑作で、ショーケンにかかるとこんな曲になるんだとその違いに感心させられる。Bメロで聴けるのが、これぞショーケン節という歌唱だ。

第1位『自由に歩いて愛して』
この曲はジュリーとダブルヴォーカルで組んだバンドPYGからリリースされた曲だ。昨日もここに書いたアルバム『SHANTI SHANTI LIVE』での歌唱が凄まじい。この曲のこのバージョンこそショーケン中のショーケンである。

と、思いつくままにつづってみたが、入っていないすげー曲がたくさんある。『ハロー・マイ・ジェラシー』に『ホワイト&ブルー』、『さよなら』や『大阪で生まれた女』に、なんてったって『ぐでんぐでん』などなど、キリがなく曲名があがる。本当にたくさんの名曲を送り込んでくれたショーケンに深く深く感謝である。

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