やるときゃやる!!

1日2食生活にすっかり慣れた。午後の仕事がすげーはかどり、お腹の調子もなんだかよろしい。これは完全に自分の習慣となったし、周囲にもけっこういることが判明した。そもそも日本人は2食だったそうで、が愛する雑誌の一つ『サライ』さんでは、こんな記事をあげているよ、うーむさすがじゃ。

 

だが月に2〜3回、今日のタイトルをつぶやいてランチに出かけることがある。16時間絶食なども取り入れているから、ストレスを逃すような感覚だ。だからこの日は遠慮せずにガツンと行く。つい先日食ったのが今日の写真であることは言うまでもないな。職場の近くの芝商店街に根を張る「やぶ砂」さんのカツ丼とミニ冷やしたぬきのセットだ。お値段は1,150円とちょっと張るが、普段食っていないのだから許してあげるのだ。とは言え、コスパはすこぶるよい。温かくても冷たくても、ミニなのにたぬきに一切の妥協がない。今回選択した冷やしに注目である。細かな揚げ玉の美しさはもちろん、ワカメときゅうりになるとを加え、山菜までもが入る。ミニでこの具は感動的じゃないか。温かいのでも、ネギを出汁で煮るひと手間をかけてくれている。さすがだ。いや、昭和ではあたり前田のクラッカーだったはずだが、このひと手間が廃れている気がする。

 

カツ丼も完璧である。うまいうまい。どこまでも下品に頬張っていると、自分の中にいる男が覚醒する気分だぜ。わざわざ行けとまでは言わないが、昭和フリークだったら近所に来た時には入ってみるべきだろう。

 

コロナで苦労を強いられてきたことだろう。おそらく家族経営で、ご高齢なのも気になる。こうした店が継承されていくのだろうか。町中華なんかでも、自分の代で終わらせるなんてのをよく聞くし、事実僕にとっての昭和な店が多く消失した。これまでも我慢で店を開けてきたのに、コロナ禍のタイミングでのれんを下ろした店が多い。どうやって守ればいいのだろうかと、幸せの後に不安がやってきたランチだった。
 

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