ディープ・パープルから受けた衝撃。

まだギターを手にする以前のこと、すでにバリバリに弾けていた友人宅で彼は多くのレパートリーを披露してくれた。その中には、ギター小僧たちの教科書「ハイウェイ・スター」も入っていて、この日初めて聴いたは強く強くしびれた。このソロのもっとも浪花節な部分といえばいいだろうか。最後の早弾きに行く直前の部分といえば、この曲を知っている方ならご理解いただけるだろうか? いやあ、しびれた。数日後には音源を手に入れて、何度も聴き込んではため息をつきながらギターを手に入れる日を夢見たっけ。

 

再び衝撃の日を迎えた。今日のビジュアルになっている『ライヴ・イン・ジャパン』のオープニングだ。メンバーそれぞれにより曲にはラフに入ってくる。やがてタイミングを見計らったようにヴォーカルのイアン・ギランが “ソング・コール・ハイウェイ・スター” と紹介するとパワフルな演奏へと移行してき、リッチーの美しい音色のロングトーンが耳に飛び込んできた瞬間に僕は泣いた。うそっ、当時は今ほどの涙腺崩壊症候群ではなかったから我慢できたが、初めて友人のギターにより衝撃を受けた日と同じく、強く強くしびれた。このアルバムは演奏に奇跡的な勢いがあるのでオススメである。

 

そしてAメロに入ると驚愕の演奏が展開される。これを聴いちまうと『マシン・ヘッド』の「ハイウェイ・スター」が物足りなく感じられるほどで、おそらくライブ盤ってやつのおもしろさを初めて知ったことになる。以来、僕は多くのライブ盤を宝物にしてきた。エアロスミス、ローリング・ストーンズ、オーティス・レディング、ニール・ヤング、ボブ・マーリー、ザ・バンド&ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーン、ジミ・ヘンドリックス、チープ・トリック、キッス、甲斐バンドなどなど、アナログで買ったもので記憶しているものだけでもこれだけある (きっとまだまだたくさんあるはず) 。CD時代が到来して、通しで聴けることに喜んだが、多くのライブ盤ジャケットに採用されているライブ写真を眺めがら聴くにはデカイ方がいい。ほとんどをCDで買い直しているから、レコードジャケットを眺めながらCDで聴いたりしているのはちょっと変態っぽいかな。

 

最新号 (vol.70) で組んだ特集のおかげで、ハードロック談義が増えた。ラジオ出演もほぼハードロックの話で、週イチレギュラーで出演しているSBS信越放送の『ミックスプラス』では先週、「ハイウェイ・スター」をオンエアした。今日はちょっと脱線して、アナログ盤の帯の話をさせていただいた。俺たち世代にとって、たかが帯ながらされど帯という方は多かろう。僕は傷めたくないからと、購入するとすぐに外して箱に詰めて保管していた。それをたまにすべて並べて、うっとりしながら眺めるという、これまた変態っぽい趣味があった。引っ越した際に実家に残したままだったのがいけなかった。ポイポイ星からやってきたママゴンにある日捨てられていたのさっ。だから僕の所有するアルバムには、一枚も帯がないのさっ、チャンチャン!!
 

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1件のコメント

  1. ハイウェイ・スターのギターソロ、浪花節的部分?
    もしココに歌詞をつけたなら…

    『わ〜しゃコケた み〜なコケた』(^O^☆♪
    のフレーズのとこかな?

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