僕の帯コレクション ~大編集後記。

今日も元気に 最新号 (vol.70) のご紹介つぶやき大編集後記をお送りする。まだまだしつこく続けるのは、一冊でも多く売りたいのはもちろんのこと、ご購入いただいた方々とのシンパシーに繋がればと考えている。今日は当時の重要な文化、LPの帯についてみなさんとあるあるしたい。

 

配信もなければまだCDすらない時代に、俺たちは音楽に夢中になった。貸レコードショップもなかったから、エアチェックや友人との貸し借りがまずど真ん中にあり、そんな中からよっぽど気に入ったミュージシャンのモノをやっとこさLPで手に入れる。ほしいタイトルがたくさんある中から選ぶわけで、ガキの財布にはとてつもなく高い買い物だから最終的な吟味には膨大な時間を費やす。その際に決定を左右するのが、帯に書かれたコピーだったりデザインだったりする。ジャケットデザインはそれこそ昨日つぶやいたように『ミュージック・ライフ』で散々眺めているから、帯が極めて重要である。ジャケ買いなんてのはバイトを始めた遥か後の話である。

 

で、この帯のコピーを何度も読み込むのだ。おおよそ購入ターゲットは決めていたはずなのに、それですり代ることがままあった。エアロスミスの『ロックス』を買いに行ったはずなのにあら不思議、1作前でこのページでも紹介されている『闇夜のヘビィ・ロック』に変わったなんてのを強く記憶している。

 

そんなわけで帯は購入後も何度も眺める宝物でもあったから、僕はやがて外してキレイなまま保管することにした。たまにそれらを眺めながらうっとりする変態だ。ちなみに僕のコレクションでこのページに掲載されたのは、残念ながらエアロ1枚のみだった。だが候補に上がったのは多いから、見覚えのある帯や記憶にあるコピーがちらほらあるのも楽しい。うーむ、重要ではないもののいい見開きですなあ。

 

さてさて、ちょっとご案内させていただく。あさって日曜は静岡県の牧之原市で、僕の主催で海岸清掃イベントを開催する。バイク乗りから始める地球愛護活動「Love the Earth」の象徴となるイベントだ。この日も午後はささやかなミーティングイベントを、僕のマイクパフォーマンスでぶちかます。ゲストライダーを3人迎えてのトークショーやチャリティオークション、じゃんけん大会などで楽しく過ごすから、バイク乗りでなくとも『昭和40年男』読者さんはぜひ参加してくだされっ。待ってるよっ!!
 

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