昭和のスナックよ永遠に!!

下に並べた連続写真(!?)は、最寄駅へと向かう道で毎日眺めていた店の変化だ。僕が愛していた地元のスナックが店を閉じたのは、去年の夏のことだった。それ以前から長いこと営業を止めていて心配していたが、ついに断念したことを知らされて本当に悔しかった。これの少し以前には、僕に魚とはなんたるかを教えてくれた寿司屋の親父が諦め、後の晩秋のある日に一昨日つぶやいたそば屋が閉めた。これ以外にも、僕が愛した昭和の名店たちが次々に暖簾を下ろしていくのを、ただ眺めているのが悲しすぎる昨今である。たった今だってきっと「いよいよもうダメか」と決心を強いられている、親父さん女将さんは多かろう。踏ん張って欲しいと願うことしかできない無力な自分だ。

 

が、今日はそんな悲話や恨み節はちょっと横にずらして、極めてバカなことを考えていた僕の結果報告をさせていただこう。

 

スナックの手前もコロナに負けた居酒屋で、ぶち抜きで工事が始まったのがつい先日のことだ。こんな状況でも新たにチャレンジするのだと応援を誓っている。で、その工程途中なのだが、写真のとおりスナックSKY-ANGELの埋め込みプレートが残されていた。もしやと思ったのは、この新しい店のオーナーはSKY-ANGELの常連さんで、昭和遺産として我が街に看板を残すのではあるまいかとの期待だった。そんなバカなことをこのつぶやきで平然とぶちかまし、んなわけねえよなって結果を今日お見せしているわけだから、バカにつける薬を見つけたいほどである、我ながら。白く塗りつぶされたのを見た瞬間は、深くため息をつきしばし眺めた。だが僕の胸には上から塗ったこの隆起がある限り、ママさんや常連さんたちと過ごしたガハハな時間は色褪せないのであーる。

 

つい先日にドキッとさせられたのが、我が街にある昭和どころか江戸時代から続くそばの名店・更科布屋の前を通りかかると閉まっていたことだ。えっ、まさかと張り紙を見てホッと胸をなで下ろしたのは、昼から夜まで開けっ放しだった営業に休憩時間を設けるとのことだった。コロナの影響で客が減っていることが要因だろう。

 

あまりにも強くドキっとさせられたのは、ほとんどの店がなんの知らせもなく突然閉じてしまった悲しみからだ。すばらしい時間を過ごさせていただいたわけであり、生きていくための栄養だけでなく心の力にもなっていただいた店ばかりだ。その感謝を述べずに、それを供してくれた親父さんや女将さんともよっぽどの偶然がなければもう会えまい。これが悲しいったらないのだ。ビクビクさせられるのだ。いい加減にしやがれっ!!

 

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1件のコメント

  1. この御時世、必ず出る話題ですよね。飲み屋以外だとコロナ以前から始まってはいましたが・・・。

    あ、行きつけのBARが凄まじいほど(特殊な)昭和感を切り取ったとこなんで、そのうちの自分のYouTubeチャンネルに貼っておきます。

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