ハノイ・ロックスで巣篭もり!!

やっぱりアナログ盤っていいな。40年前にがんばって買った宝物のさ

ゴールデン・ウィークだってのに出かけられないじゃないかとお嘆きの貴兄に、一昨日から僕の独断で洋楽アルバムをレコメンドしている。名付けてコロナのバカヤローゴールデンウィーク巣篭もり企画で、俺たち世代にとって超メジャーでないものでありながらも、今の俺たちにフィットしそうなものとして選んでいる。そんなシリーズの第3弾はハノイ・ロックスでお届けする。

 

高校に上がった頃のことだ。当時の洋楽情報は雑誌『ミュージック・ライフ』と『ダイヤトーン・ポップス・ベストテン』などのラジオ番組が中心だった。ある日、『ミュージック・ライフ』に掲載されたハノイ・ロックスの写真を見つけた。中性的なルックスにうっとりしたのは、この数年前のジャパン以来だった。ジャパン同様、退廃的な雰囲気も大きなファクターである。まだガキであることと日本人であることで、絶対に到達できないベールをまとっているように感じられ、強く憧れたのだ。ミュージック・ライフの記事を読んで音は想像できた。当時の僕は、中坊の時に夢中だったハードロックやクイーンから距離を置き始めていた頃で、ストーンズやエアロ的なロックに移行中だった。記事でわかったのは、それらの発展系で若々しく荒削りであることだった。僕は嬉々としてジャケ買いならぬルックス買いをしたのだった。

 

想像したとおりのロックであり、想像していた以上に楽曲がよかった。メロディアスなのだ。演奏がゴリゴリと荒々しくて、ヴォーカルのマイケル・モンローはそのルックスとサウンドにもピタリとシンクロする歌唱を披露する。後に『ミュージック・ライフ』で読んだ記事では、ライブではまともに歌えないほどのドランカー状態で登場して、それでもロックするというのがありこれにも憧れを抱いた。ジャニスやヘンドリックスのような素行不良 (!?) なのがミュージシャンだった時代はとうに過ぎ去った80年代に登場したことに、強い喜びを感じた僕だ。好きなミュージシャンの多くが後追いだったなかで、リアルタイムで接することができたのも大きい。

 

昨日一昨日に紹介したアルバムに比べると聴く人を選ぶかもしれない。でも、巣篭もりに「ええ加減にせいよ」ととんがらせてくれるロックだ。それじゃー、ダメじゃん!!

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