表紙で振り返る令和2年 〜その五。渡 哲也さんの追悼号。

あらためまして、あけましておめでとうございます。今年がみなさんにとってよい年になりますように!!

 

いやー、紅白のスーパーフライに号泣させられた。すごいパフォーマンスだったね。昨日の衝撃の発表に世間がざわつくはずだったのに、消されてしまったってな気分だ。何がって? 姉妹紙の『昭和45年女』だよ。まっ、何はともあれめでたいということで、今日もジャンジャン呑みまくろうぜ!! で、僕のつぶやきといえば去年から足掛け2年になっちまった、令和2年の表紙シリーズだ。

 

9月発売の63号は、ご覧の表紙で勝負に出た。『昭和40年男』においてクルマはキラーコンテンツである。絶対に売れると言っても過言でなかろう。あっ、パクリ雑誌には内緒にしておいて頂戴ね(笑)。これまで幾度となく特集してきて、毎度切り口を大きく変えている。僕が編集長に返り咲いてから約2年が経過して、このテーマに一度も切り込めなかったのは僕自身がまったく興味がなく育ったからだ。スーパーカーには例に漏れず熱狂したが、それ以降は4輪が完全に視界から消えた人生だ。だがそんなことでみなさんが待っている特集を放棄する訳にいくはずがなく、なんとかしようと思案していたところこの特集となった。刑事に絡めたのはなかなかいいじゃないと作業を進めていった。

 

『刑事とクルマ』となれば当然ながら石原プロのご協力がマストになる。これがうまく取り付けられ作業にかかったのだが、解散の報道が出てしまった。マズイと編集部一同気を揉んだが、協力体制は継続していただけるとのことでホッと胸をなでおろした。表紙もほぼこのカタチで決まり、石原プロのご担当に投げていたところメガトン級のショックが編集部を襲った。渡 哲也さんの訃報だった。これを受け数日連絡が取れなくなったが、この表紙もご快諾いただけた。決して望まざることながら、ものすごく早いタイミングの追悼本になったのだ。

 

本が出来上がったら渡さんにお会いして、直接手渡したいなんて思っていた。それができなくとも、石原プロの全面協力を得たのだから、彼が手にすることは間違いない。それだけでも、作った僕と彼が繋がれる。そう思うだけでワクワクしていたのだが、本当に残念でならない。だがこうしていい一冊を作れたことは、年が明けた今も感謝の気持ちでいっぱいだ。お正月2日目の今頃、天国では石原裕次郎さんと盃を交わしているのだろうなあ。

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