KERAさん登場 〜大編集後記。

まだやるかっ!! とお叱りを受けるかもしれないが、巳年はいつだってしつこいのだ。てなわけで、まだまだ続く最新号のご紹介となる大編集後記を今日もつぶやかせていただく。毎号、俺たちに生きるヒントをくれる連載企画「ガツンとひと言。兄貴の説教」にはKERAさんにご登場いただいた。

 

俺たちは音楽シーンの大地殻変動期を多感な10代で過ごした幸せ者だ。ブラウン管を主戦場とした国内の歌謡シーンに多種多様な才能が入り込んでいき、まるで戦国時代のごとくシーンがうごめいていた。80年代に突入するとブラウン管からはみ出したアングラがアンダーでなくなっていき、インディーズブームとなって影響力を持つようになる。その最先端にいたバンドのひとつが、有頂天でありそのヴォーカリストのKERAさんだ。そしてその有頂天や筋肉少女帯、たまなどの際立った個性を世に送り続けたレーベル、ナゴムを仕掛けたのもKERAさんだ。

 

2つ年上の先輩は、その風貌を見ればなんか仕掛けそうな香りがプンプンする。そう、彼は実に多才で活躍の場はミュージシャンだけにとどまらない稀代の表現者である。常に新しい世界を創出している姿勢が気持ちよく、手を止めない激しい動きと頭脳をご確認いただき、明日への元気と夢に変えていただきたいところである。

 

説教の数々がすばらしい。後半には力強い言葉が並び、このページの大見出しになっている「当たって砕けろの人生 自分を追い詰めても何も変わらない」と言い放った前後には、自分が歩んできた人生の困難を例に出している。そして自分の少年時代にSNSがあったら、効率の良いやり方ばかりして打たれ弱くなっていたかもしれないと続けているのだ。これ以外にも、言葉の多くにパンクスピリットが見えていて、80年代から変わらない彼の考え方が突き刺さってくるインタビューページだ。世の中に迎合しない男の生き様をぜひ学んでいただきたい。

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