表紙で振り返る令和元年 ~その六。

年末年始つぶやきスペシャル(!?)で申し上げている、増刊号は読者層を広げることと、実質月刊ペースにすることで書店での露出期間が増え、知名度アップにつながるだろうという期待で続けている。もちろんいい1冊を目指して送り込んでいる。これまで『昭和40年男』本誌で作ってきた全力のページを、ワンテーマで集めて再編集することで、1冊の本としても大変な価値が生じている(…と思っている)。6月に発売した『俺たちの胸に刺さった昭和ソング』は、表紙のヒデキがそれまで『昭和40年男』の存在を知らなかった多くの女性を誘ってくれた。たくさんのご意見を頂いたり、熱いリクエストも数多く届いたのだった。

 

前年に特集した『俺たちを虜にした昭和洋楽』に続いて、昭和歌謡と堂々と表紙でコミュニケーションしているのが気持ちいいじゃないかと、得意の自画自賛だ。その象徴としてヒデキはしっくりとくるし、この赤く仕上げられた写真も彼らしい。残念なことになった早すぎる別れだったが、俺たちの胸の中ではいつだってヒデキは激しく歌っている。

 

さらに翌月、僕の誕生日月で最も大好きな7月には、これまた記憶に残る1冊をリリースできた。夏好きの僕が夏をど真ん中ストレートで特集したのだ。そして表紙はナンシーにしたいと副編集長の竹部に奔走してもらい、候補を見せてもらった時に僕はガッツポーズをしながら拳を強く握った。迷わず採用したこの写真は、なんと力強いのだろう。そして完璧な美しさじゃないか。市場もウルトラの母より、やはりナンシーの方が受け入れられ、こちらは大ヒットを記録したのだった。

 

特集の中に新島伝説のページがある。高校生の頃、この夏にあの子とあの子が行ったと話題になるほどのラブラブアイランドだった。「えーっ、アイツも行ったのかよ」と9月の俺たちに響いた悲鳴が懐かしいページが、すごく気に入っていたりする。

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