四半世紀の始まり。

先日、会社近所のホテルでパーティを催した。今期、会社が25周年を迎えて本来であれば期首にやりたかったのだが、バイク関連の仕事が多いウチは3月に繁忙期を迎える。夏にでも、秋にでもと時間ばかりが過ぎ、なんとか25周年イヤーとなる今期中にやらねばと先週末に開催したのだ。

ちょいと面倒なのが設立が創業の1年前になることだ。会社設立に関するルール改正があり、そこに滑り込ませるように会社の登記だけはした。その時点では創業の明確な時期は設定していなかったが、作ってしまうと夢ばかりが膨らんでいき、翌年に創業に踏み切ったのだ。創業からの相棒の自宅を事務所にしてスタートした。今に続く港区へと引っ越したのは、出版業界のパーティで足立区を見下した人がいたから。頭にきた僕は翌日、この仕事に就いたばかりの小僧の頃に世話になった赤坂にある不動産屋に駆け込んでいた。「これだっ」という物件を見つけて引越しを決意して10年以上赤坂の地で営業を続け、2007年に今のビルに入ってもう10年以上が過ぎた。

2年前のある日のこと。すでに会社は引退なさっているが仕事で散々世話になった方から、自社サイトに記してある設立から25周年ということでお祝いを頂戴した。素敵な手紙と図書カードが5万円分だった。これを今回のパーティで使わせていただいたのだ。会社のあるあるクイズのチーム戦に1つとビンゴ大会の目玉に1つを使い、おかげさまで盛り上がった。宴が始まる前にご本人に電話を入れ「2年経ってしまいましたがやっと使わせていただきます」と伝えた。さらに開宴の挨拶では手紙を読ませていただいたから、彼はこの宴で大活躍だったことになる。

手紙の最後はこう結ばれていた。“25年は通過点、社会が応援したくなる企業になるよう、次の25年を頑張ってください”と。今日ウチは決算日だから、すでに第二四半世紀の25分の1を消化したことになる。社会が応援したくなるにはまだまだ程遠いが、全力でそこへと走っていきたい。

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5件のコメント

  1. 少なくとも昭和40年男たちは応援してるし、今後の広範囲な活躍にも期待をしてます。

  2. 25年おめでとうございます。
    30年通過する会社は1,000社で2社です。
    25年無事に経過したことはすごいですね。

    • ありがとうございます。まだまだこれからです。

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