出張を続けて20年の変化は?

本日よりしばし出張に出かける。まずは名古屋で降りて1発こなし、西明石へ向かう。明日朝に大阪まで戻って浜松界隈で仕上げとなるコースだ。浜松界隈と西明石を結んだコースをめぐるようになったのは、初めてバイク雑誌の創刊に携わった94年からだから、今年でちょうど20周年を迎えたことになる。98年からはバイク雑誌の編集と関連したイベントも業務に入ってきたから、年間の移動距離はすさまじいものになり、今年も例年どおりに動きまくっている。

バイクのふるさと浜松浜松界隈としたが、厳密には駅を1つ西へと行った高塚にスズキ本社があり、逆に東へと3つ行けばヤマハの本社があるジュビロでおなじみの磐田だ。この間の往復もこれまでに何度しただろう。

ホンダは現在青山に本社を構えるが、元は浜松であり、日本を代表するバイクメーカー4社のうち3つが浜松界隈発祥なのだ(ヤマハも元は現在の浜松市)。今回の出張では、浜松こそがバイクのふるさととの宣言となり、毎年この時期に開催される『バイクのふるさと浜松』というイベントへの参加もあって、浜松界隈に多くの時間を割くことになる。

蚊帳の外となってしまうカワサキの本社は西明石にあり、今日は大事な打ち合わせがある。そして楽しみなのは、打ち合わせの後に先日の『鈴鹿8耐』の打ち上げがあることだ。とろけそうな暑さの中を踏ん張り、共に懸命になってイベントを運営した健闘を讃え合うのだ。こうした打ち上げは、いい仕事をした醍醐味ってのを強く味わえる。いい打ち上げをたくさん味わうことが仕事人生が終わったときの宝物になるのだろうと、最近はそんな風に思ってしまうのだから、やれやれ歳をとったものだ。

この20年の出張生活を振り返ると、仕事環境の激変がそのまま出張を変えてしまった。パソコンの中で雑誌のデザインから文字の組み込み、写真のレタッチなどなど印刷の一歩手前までできる現在を想像していなかった。そのパソコンを持ち歩けば、新幹線の中だって仕事場に変えられるのだ。おかげでカバンは重くなった。昔は出張に出ると持っている仕事を一時中断させられる諦めや開き直りがあったが、今はほぼ日常と遜色なく仕事ができる。かつての移動時間や宿泊先は、本や雑誌をじっくり楽しめる仕事生活におけるオアシスだった。昨今は読書を楽しんでいる人は激減して、新幹線の中ではキーボードを叩く人が圧倒的に増えた。今日の出版不況の1つかもしれないと思われされるほどだ。

デジタルコミュニケーションによって、会って話すことや現地を視察する必要性は減ったかといえばそんなことはなく、出張の数はむしろ増えている。デジタルの恩恵でビジネスそのもののスピードが上がった分だけ、余計に会って詰める頻度が増した。人と人が目を合わせて話しながら、仕事をいい方へと導いていくという本質は、20年経っても何ら変わっていないのだ。

4件のコメント

  1. 今度の日曜日に行われる『バイクの故郷』
    駅から産業展示会館までパレードがあるのだが

    最後に隊列を整える為に集まる?場所は
    私が働いている会社の敷地なのである。

    毎回百前後の台数が参加されていて圧巻でもある。

    しかしながら、ここでこのような記事を拝見するとはビックリであった。

    そんな私も40年産まれである。

    • コメントありがとうございます。すてきな偶然ですね。ぜひイベント会場にもお越しください。

  2. また休み無しですか(*_*)
    暑いだろうから気をつけてよ(^^)v
    言ってなかったけど、新東名の静岡SAの商業施設周りの芝張りや植栽、俺が監督でやったのよ。
    寄る機会があったら見て下さい。
    何にも無いけどね(^^;

    • ありがとうございます。
      そうしたカタチに残る仕事ってカッコいいですね。でも今回は電車移動なんですよ(泣)。次の機会に行ってみます。

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