浅草秘密基地が再開!!

東京都の感染拡大で開催を控えていた読者の集い「浅草秘密基地」を昨日より再開した。来場者が少々さみしいのは、やはりまだまだコロナ禍なのである。12年以上続けてきて、コロナ以前は毎回10人を超えるほどになっていた。「初めまして〜」と付き合いが始まることも多く、やっと盛り上がってきたぞという手応えを感じていたのだが、コロナが来た。2年ぶりとなった春の再開時は「待ってました」と参加者が押し掛けると思っていたが完全に空振りで、コロナ以前よりグーンと減ってしまった。だが秘密基地は動員数を誇る集いではない。名刺のない “深い” 付き合いが目的であり、その意味では昨日も大成功の一夜だった。

 

東京だけでなく、全国に散らばる秘密基地を通じて知り合えた方はどれだけいるだろう。♪友達100人できるかな どころでないのは間違いなく、今年は新たに 神奈川県藤沢市にも秘密基地の火種ができて、その集いがもうすぐあり、友と呼べる付き合いへときっと進展していくことだろう。来週には博多から友がやってきて盃を交わす。と、仕事以外での出会いから友が増殖していくのを、『昭和40年男』の創刊前には知らなかった。学生時代以来の快感である。

 

この会ではジャイアンになる。エレキ弾き語りだから、声だけでなくギターもうるさい。営業 (!?) のため、オリジナルを歌わせていただいてもいるが、誰もが知っている曲を自分流にアレンジして披露している。昨日はビートルズの「カム・トゥゲザー」と中村雅俊さんの「海を抱きしめて」を演った。後者はまだしも、「カム・トゥゲザー」の弾き語りはそうそうお目にかかれるもんじゃない。だからね、来てね。夏歌の「アンダー・ザ・ポードウォーク」を今年歌っていないことに今さら気づき、来週はゆく夏を偲んでこいつを歌うぞ。

 

コロナ以前は、この会で知り合った者同士で遠足に出かけたり、センベロ昼呑み会を開催したりなんてことが誰からともなく仕掛けられ、頻繁に行われていた。カラオケ会なんて部活も始まるはずだったところで、まさかのコロナになってしまったのである。あれからもう2年半が経つのだ。とんでもなく長い時間がまるで消失してしまったかのようである。これを俺たちは取り戻さねばならぬ。来週以降も元気に開催していくから、覗いてみてほしい。秘密基地デビューのキッカケに、魚雷戦ゲーム世界選手権に参加できる「東京麻布秘密基地」の参加もありだな。こちらはイベント仕立ての予約制で、『昭和40年男』最新号 (vol.75) 発売日の9日より こちらから受け付けるからぜひっ!!
 

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