お料理寅さん 〜大編集後記。

 

しつこいしつこい巳年ながら、さすがに最新号 (vol.73) の発売から2週間が経ったから、今日をもって一旦大編集後記を千秋楽とする。先日同じく千秋楽を迎えたお相撲の方は大荒れの場所だった。当然ながらリアルタイムで観ることはできないものの、深夜に眺めたり北の富士さんのコラムで楽しんでいる。満身創痍の照ノ富士関と、同じく怪我から大復帰で今場所も盛り上げてくれた宇良関に天晴れである。2人とも怪我を引きずりながらであり、いつか万全の体調で相撲をとらせてあげたいと切に願う。

 

って、大得意の脱線ゲームから始まったが、連載企画の「お料理寅さん」は大奮闘だった。今回はみんな大好きハンバーグで、さすがなポイント満載の極ウマな一皿に仕上がっている。ご家族に、恋人に、孫に、ぜひみなさん腕を振るっていただきたい。この企画を始めたのは、還暦が近くなってきて何かひとつ趣味の幅を広げていただきたいというのが狙いだ。ボケ防止しながら人に喜んでもらえる趣味がクッキングなのだよ。立て、男たちよ。男子厨房に入るべからずなんてのは時代錯誤ですぞ、そこのあなた。

 

これまでも秀逸なメニューが提供されてきて、そのひとつの集大成がつい先日のこどもの日に開催された「東京麻布秘密基地」で、これまでお料理寅さんによって開発された料理の数々を堪能できたのである。寅さんこと、平野シェフによるさすがのうまさは、東京麻布という一等地で15年位以上も営業してきただけある。そもそもフレンチがペースの彼にこの企画は、僕によるかなりの無茶振りなのだ。昭和テイストにしてくれ。包丁を握ったことがないようなおっさんでも作れるようにしてくれ。これが僕よりのお願いなのだから、平野さんはかなり苦心されてレシピを考えてくれていることは明白である、感謝!!

 

てなわけだから、みなさんハンバーグを作っておくれ。うまいのだよ、本当に自分でこれをこしらえたのかよという感動なのだよ。作り方は、平野シェフと僕がドタバタしている動画でさらにわかりやすい。ぜひトライしてくだされ。
 


 

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