早見 優さんとお仕事!!

暑いっ。まるで初夏のような今日の東京だが、こんな日につい思い出すのがこの表紙 (vol.56) だ。傑作である。完璧な早見 優さんのお顔によるところだから、作った力がどうこうというものでないが、刺激的なタイトル『消えた…俺たちの夏』での登場を許諾してくださった早見 優さんの懐に、当時深く感謝した瞬間が強く記憶されている。というのも。

 

このタイトルにした特集の狙いとしては、昨今の男どもの夏遊びがスケールダウンしているじゃねえか。俺たちの夏はでっかい想い出だらけだぜ。今こそギンギラの夏を取り戻そうというものだった。それを言い表したのがこのタイトルで、手前味噌だが完璧である。が、肝心の優ちゃんから「こんなのイヤっ」と言われたらおしまいだ。つうか、実はまずOKは出ないだろうとタイトル代案を用意していた。

 

待つことしばし。担当から「許諾取れました」と聞いた時は、本当にうれしかった。ガッツポーズだった。この特集を飾るビジュアルとして最高の写真が見つかり、前述したとおり企画意図をバシっと言い当てたタイトルをつけて勝負ができたのだから。

 

実はこの前号 (vol.55) の表紙はやりすぎた。僕としては内容とともに最高傑作のひとつとして、今も胸の中で燦然と光り輝いている。が、売れ行きは芳しくなかった。表紙だけでなく内容もやりすぎたのだ。編集部が苦労に苦労を重ねて決定させた「俺たちの母 ベスト100」は今見ても笑える (だからダメなんだよ!!) 。その1位がウルトラの母であり、この表紙は至極当然なのである。数字としては負けた一冊となってしまったが、気持ちとしては完全勝利なのだ。ただ、会社には迷惑をかけてしまったわけで、その次作なのだから負けることは許されない。と、力を込めて送り込んだ一冊は、優ちゃんのおかげで売れ行きもバッチリな上、やりたいことを詰め込んだ完全勝利だったのさ。

 

その優ちゃんとイベントができることになったのだから、長生きするものである。イベントの詳細はこちらをご覧あれ。5月28日 土曜日は、六本木で♪恋じゃない と美しい彼女から投げかけられ、僕は大きな声で「YES」と答えるのだ。みなさんぜひお越しあれ。僕はこの日のMCだから、ひやかしも兼ねて会場に来るべし!!

 

 

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