差しつ差されつ語り合い、友が増えていく。

去年の秋、秘密基地の幹事会結成時にはこんなデコレーションが施されていた。マジック点灯中の今はどんなことになっているだろう?
去年の秋、秘密基地の幹事会結成時にはこんなデコレーションが施されていた。マジック点灯中の今はどんなことになっているだろう?

昨日は広島の皆さんに呼びかけた直後になんらかのトラブルに見舞われ、今日の昼近くまでこのサイトが見られなくなってしまった。多くの方が拡散してくれたのにもかかわらず、なんてこったい。てな訳で(笑)、今日もしつこく秘密基地にまつわる話をさせてもらおう。

雑誌のコミュニケーションはほぼ一方通行である。昨今はデジタル技術を駆使したコミュニケーションのおかげで、双方向に近い感覚を得られるようになった。でもそこも一方通行のやりとりのレベルからは抜け出せておらず、意見を聞く程度に留まっている。よりよい活用術を開発せねばならぬと焦ってはいるばかりの今日だ。

一方で、どんなに時代が変わろうとデジタル技術が発達しようと、同じ空気を吸って交わすコミュニケーションが何よりも優れていることは変わらない。酒好きなのを正当化するわけじゃないが、差しつ差されつ議論を交わす時間は特上であり、僕が友と呼ぶ連中は酒飲みが多い。そこで読者の集い『秘密基地』なのだ。酒を酌み交わしながら参加者それぞれが自由闊達に語り合う。僕もその1人となって肌感覚で未来構築のヒントを探る。一方通行の雑誌の弱点を補う双方向コミュニケーションだ。雑誌や僕自身にエネルギーをいただくその分、参加してくれる方々にハッピーな時間を提供する努力を惜しまないつもりでのぞんでいる。ここでは年齢も性別も関係なく、『昭和40年男』が提唱する元気と夢を持った老若男女が集うことをよしとしている。20代の男女や60過ぎた先輩も一緒になって、ガハハと過ごしてくださる。

このコミュニティによって参加者同士が繋がり、そこからまた新しいコミュニティが形成される。趣味だったり、悩みだったり、仕事だったりと共通のキーワードの元に人が集う。『昭和40年男』がハブになって笑顔の輪が広がっていくのは、仕事を離れて1人の人間として大きな喜びを得る。

嫌なことがないわけじゃない。人が集えばそれだけ問題は起こるのも世の常だ。誰もかれもが周囲に気遣いができるなら、世の中いつも平和に過ぎていくだろう。僕を含めて嫌な部分や癖があり、そこも人のコミュニティの面白さであり難しさであり、一喜一憂させてもらえるのは老けこまなくてよろしいと笑い飛ばす。ただおそらく、秘密基地に出ようという強烈なバイアスによって、参加者の多くが根アカ(死語!!)であり気遣い上手であり、なによりガハハが好きな輩が多いのにずいぶん助けられている。

と、偉そうに語ってきたが喫緊の課題が今週末の秘密基地を満席にすることだ。あーあ、姑息なやつだなとあざ笑いながらも、参加していただくことには自信アリの僕だ。きっと楽しい時間になる。ただそこに大切なルールがあるのは前述の通り、周囲を少しでも楽しませる気持ちで過ごすことをお願いする。ぜひ、一緒にガハハと過ごしましょう。

…記…
第1回広島博多秘密基地
●ちんちくりん薬研掘本店

●8月26日(土) 17:30より受付開始 18:00乾杯 
●会費4,000円(コース料理・飲み放題)
※定員になり次第〆切となりますので、申し込みはお早めにお願いします。
●ご予約はコチラから。

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