5/31発行『昭和45年女・1970年女』予告編 #3 創刊にあたって… 新編集長がふと思ったこと。

5月31日 (月) 、『昭和45年女・1970年女』の発売日まで、あと3日!
カウントダウンの真っ只中でお送りしている予告編の第3弾は…
 
『昭和40年男』の副編集長であり、この度『昭和45年女・1970年女』新編集長となった竹部から、編集後記・番外編をお届けします。


 
受け取り方は少し違うかもしれないが、面白いものは面白い。

今から5年前、松本 隆さんにインタビューした際、原田真二の「てぃーんずぶるーす」の創作秘話について聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

「それまでの男の子の歌詞は、“強くてカッコよくて、俺についてこい” みたいなイメージばかりだった。でも、そんな男って、自分を含めてあまりいない。男と女は正反対に思えるけど、元を正せば同じ人間」

自分の中の最重要曲についての至言に、なるほどと膝を打った。

振り返れば自分は子供の頃、『ドカベン』と一緒に『キャンディ・キャンディ』や『ベルサイユのばら』を読み、ピンク・レディーに熱を上げると同時にデビュー時の原田真二の、まるで少女マンガから出てきたようなルックスに魅せられた。また、氷室冴子などのコバルト文庫を読み、人気が出だした頃のサンリオ商品に興味を持ったりしたものであった。

今回の創刊号で表紙イラストを描いてもらった江口寿史さんに巻頭インタビューで話を伺った際、連載当時のひばりくんは若い女の子のファンが多かったと言っていた。たしかにジャンプコミックスの最後に載っていたファンの感想は「ひばりくん、かわいい」という、女の子のものがよくあったように記憶する。

受け取り方は少し違うかもしれないが、面白いものは面白いのだ。

本誌に関わることになり、いろいろ巡らせてはみたものの、最終的にはそんな結論に辿り着いた。元を正せば同じ人間で、良いものは良い、というスタンスでいいのではないかということ。そういう意味ではジェンダーレスが叫ばれる今の世の中に即した新しい雑誌になるのではないか、と創刊に際してふと思いました。

ちなみに江口さんと取材、打ち合わせで会うたびに原田真二話で盛り上がれることが嬉しかったです。

(『昭和45年女・1970年女』編集長 竹部吉晃)
 


 

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