なんてったって、仮面ライダー。(4)

というわけで、
仮面ライダーにはがんばればなれそうな気がした。

“仮面ライダーになりたい”
このときに5つくらい年上のお兄さんがいたらどうだろう。たぶん、
「なれるわけないジャン。バッカだなぁ、お前は」
などとあざ笑われていただろう。
が、長男の俺はどこまでも信じていた。
それがたぶんV3の頃に
だんだんと現実を知っていったのだ。

ライダーマンの存在も俺の夢をクラッシュさせるのに一役買った。
「あんなんでもライダーなのかよ」
から
「弱くてもがんばっていてなんかかわいそうだな」
へと心が移っていき、
「番組づくりって大変だな。えっ? 番組づくり?」
という、成長から生じる心の変化を
ライダーマンは確実に早めてしまったのである。

ライダーマン

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