甲斐バンドを口ずさみながら!!

朝からジングルしている曲は、甲斐バンドの『ポップコーンをほおばって』だ。僕ら世代にとって甲斐バンドとの出会いは、多くが中1の冬休みのことだったのではないか。元旦を迎えた瞬間に、『HERO〜ヒーローになる時、それは今』が民放をジャックした。我が家は電気屋だったから、居間にテレビが2台あってその光景を眺めることができたのだ、エッヘン。きっと僕ら世代は、民放が共通でゆく年くる年を流すのを復活させて欲しいなんて思っている方が多いのではなかろうか。お正月がやってきたという、キラキラ感を味わえた。

 

そして、狙った通りの大ヒットとなるわけだ。僕にとっては、この年こそが本格的な洋楽ジャンキーへの道に入ったわけだが、甲斐バンドには強く興味を持った。が、なんとなく邦楽レコードを買うのは照れ臭いというか、逆戻りに感じるというか、手を出せずにいた。だが、強く惹かれていたのは間違いなしで、孤高のヒーローみたいなかっこよさに強く男臭さを感じていたのだった。これまたさらにへそ曲がりな話になるが、ショーケンやBORO、柳ジョージ&レイニーウッドのレコードに照れは感じなかった。きっとこれらには背伸びを感じ、甲斐バンドは誰もが憧れる超メジャーだというのが照れ臭さの要因だったと自己分析する。

 

だが欲しい。ここで僕は、実に姑息な妙案を思いついた。甲斐バンドにまるっきり興味を持っていない弟だったのだが、そろそろロックを聴くべき年齢になった(3つ下)と説明したうえで、ならば邦楽の方がよかろうと、誕生日にプレゼントしてやるというていでライブアルバムの『100万$ナイト』を購入したのだ。ズルイ、なんだかズルすぎるが、ともかく僕は甲斐バンドのアルバムを手に入れたのだった。おそらく弟より僕の方が聴いていただろうことと姑息さに、少々の罪悪感を持っていた。が、彼は『100万$ナイト』が大好きで、今も手元にあることをつい先日知り、長年に渡り心の奥にあった罪の意識を消すことができたのだ(笑)。

 

さて、なんで今日はこんな話を持ち出し、なんで甲斐バンドがジングルしているか。ふっふっふ、その答えは6月16日の書店できっと見つかるはずだ。ふっふっふ、昔も今も変わらず姑息な僕だ。

1件のコメント

  1. 自分も40年男。当時同じ思いでした。
    で、柳ジョージ、DTBWB、甲斐バンドなどを今、車の中で聴いてます。「中学」とフォルダにまとめて入れて。でも、今改めて聞くと、「中学生が聞く歌かー?大分大人向けじゃないかー?笑」と思うのですよ。

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