昭和なつけ麺。

京浜東北線の蒲田で乗り換えて家に帰る。ここでぱっくりと大きな口を開けているのが元祖つけ麺大王だ。加齢によって痩せることが困難になっている僕にとっては、大王というより魔王である。わかっている。行ってはならないことは重々わかっているのに、足が勝手に向かってしまうのだ。

 

蒲田界隈で遊ぶようになった18歳の頃からすでにあり、床の油具合ったら最高のコンディションである。若い頃は食事の店だったが、ここ20年くらいはちょっと呑み足りない時に寄る店として重宝している。緑茶ハイと餃子、メンマなんかで軽く飲んで帰るつもりなのだが、周囲にいる猛者たちを見ているとだんだんと腹が減ってくる。いや、これは気のせいなのだ。ちゃんと呑み食いしてきたじゃないかと自分に言い聞かせるものの、日替わりのサービスつけ麺550円をオーダーしている自分がいる。

 

普段僕はつけ麺を食べることはない。なのになぜここではつけ麺を食べるのかといえば、つまみっぽく食えるからだ。写真のとおり具沢山だから、まずはこれがつまみになる。さらに締めてある麺だから伸びにくく、一気に食わなくてもいいから尚更つまみ感覚である。スープが冷めてしまってもぜーんぜーん気にせず、2〜30分くらいかけて、くどいようだが“つまみ”としていただくのだ。当然ながら満足感は半端なく帰路につく。そして翌日の後悔ったら、昨夜の満足感の何倍ものビッグサイズである。日頃の節制のきっと3日分くらいを無駄にしてしまうだろう。前述したとおり、努力が成果として出づらくなっているのにだ。

 

ただ、昭和な空気が心地よいので同世代諸氏には強くオススメする。1人でカウンターに座って、見事に振られ続けるフライパンに見入りながら緑茶ハイを呑むのは、癒し効果抜群だ。蒲田にお越しの際には僕のように2次会で寄って(蒲田店)みてはいかがだろう。カウンターでたそがれているおっさんを見かけたら声をかけて頂戴!!

『昭和40年男』創刊10周年オリジナルグッズ 好評発売中!

3件のコメント

  1. ずいぶんと御無沙汰してます! また、基地からの流れで行けると良いですね~。 あ、まずは浅草へ顔出さなきゃ(>_<)

  2. JR蒲田駅利用民です。
    西口と東口、両方にありますね。
    朝6時までやってますので徹夜明け、始発で帰宅するときにやはりつけ麺でちょっと1人朝呑みすることがあります。

お気軽にコメントをどうぞ

メールアドレスは入力しても公開されることはありませんのでご安心下さい。


*