伝説のバラエティ番組を語り尽くす!「テレビ解放区 幻の『ぎんざNOW!』伝説」発売中!【論創社】

あの伝説のバラエティ番組「ぎんざNOW!」(TBS系)を存分に語り尽くした、「テレビ解放区 幻の『ぎんざNOW!』伝説」(加藤義彦・著/論創社刊)が発売中です。

素人参加型番組の草分け的な存在として、今も第一線で活躍する有名タレントを数多く輩出した「ぎんざNOW!」。1972年にTBS系で放送が開始された同番組は、平日の夕方、関東ローカルという決して恵まれたとは言えない条件下で、中高生を中心に爆発的な人気を得た番組として知られています。特に「しろうとコメディアン道場」コーナーからは、初代チャンピオンの関根 勤をはじめ、清水アキラ、小堺一機、竹中直人、柳沢慎吾、石橋貴明、ラッシャー板前などのスターが誕生していて、後のテレビ界に多大な影響与えた番組だったのです! また、来日した海外アーティストが出演したり、当時テレビにはあまり出ないと言われたロックバンドが出演したりと、とにかく話題性も豊富。当時中学生だった著者である加藤氏も虜となり、結局その後の人生の進路を決めるにあたり、大きな影響を受けたというのですから、まさに「伝説」の番組と呼ぶにふさわしい番組だったと言えるでしょう。

テレビ解放区 幻の『ぎんざNOW!』伝説(加藤義彦・著/論創社刊)定価:2,000円(+税)

「ぎんざNOW!」でテレビ界への憧れを募らせた加藤氏は、広告代理店に入社して、テレビ業界の仕事に深く関わることとなります。そしてその経歴を活かした目線で弊誌にもテレビにまつわる記事を執筆していただいています! 「昭和40年男」総集編、「俺たちを育んだテレビ黄金時代」(2019年4月発売)の巻頭では、テレビ黄金時代を「生放送とハプニング大流行」「個性を競った連続ドラマ枠」「映画人たちの活躍」「子供ドラマ全盛時代」という4つのテーマで、その魅力をあらためて我々に思い出させてくれました。この凝縮されたテレビ愛の原点が「ぎんざNOW!」だったのです。

「昭和40年男」総集編「俺たちを育んだテレビ黄金時代」(2019年4月発売)

録画したVTRがほとんど残っていないという「ぎんざNOW!」は、回顧した書籍も作られたことがないということで、本書は、伝説の番組を後世に伝える貴重な資料本と言えるでしょう。巻末には放送日ごとの主な出演者データが掲載されていますので、それを見るだけでも「えっ!こんな人も出ていたの?」と驚いたり、当時のアイドルの名前に懐かしさが込み上げてくること間違いなしです! また、放送が関東地域だけだったため、当時観ることができなかった人にとっては、新鮮に感じることでしょう。ぜひ本書で、「ぎんざNOW!」の舞台裏をお楽しみください!

「テレビ解放区 幻の『ぎんざNOW!』伝説」

発売中

加藤義彦・著/論創社刊

定価:2,000円(+税)

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