湘南・茅ヶ崎秘密基地が無事終了。


 

浅草で9年前に始まり、大阪ミナミ、福岡博多、広島、麻布と支店を増やしてきた秘密基地に、またも新店が昨日オープンした。俺たちにとっては憧れのブランドといってもいいだろう、湘南・茅ヶ崎が6番目の支店となったのであーる、エッヘン。しかも、今回は秘密基地史上初の呑み会ではない開催だ。というのも。

 

地元愛に溢れる井出さん(最前列左)と名乗る女性から猛烈な求愛…、いや失礼、オファーをいただいた。その舞台は『浅草秘密基地』だった。昭和42年女からのミッションは、このエリアに住む50代の将来に向けて居場所を作るための企画とのことだった。当初「へっ?」てな感じでよくわからなかったが、頼まれたならやらねばならぬ。そう、いつも心にある「キャシャーンがやらねば誰がやる」精神だけで引き受けた。が、これが思った以上に難産になってしまった。

 

周囲の同世代諸氏に聞いても、地元で積極的に交流している者は少ない。仕事人間たちと地元ってのは遠いのだ。だが、その仕事人生が終わった時に、地域での付き合いは暮らしに潤いを与えてくれる。僕自身はご近所さんとの付き合いが始まったのがここ数年のことで、『秘密基地』同様、肩書きのない付き合いを楽しんでいる。さらに2年前より自治会の役員を仰せつかり、イベントなんて運営すると大きな喜びを得た。それはわかっちゃいるが、プランに落とし込むとなるとなかなかハードルが高い。がんばれキャシャーンと応援するものの、性能の悪い脳はなかなかキレイな座組みが作れず悶々とした日々を過ごした。

 

僕は手帳に今週の課題をマスをつけた箇条書きにして、そこにチェックを入れて潰していくことに快感を得ている。その週で片付けられなかったモノは翌週のページに再登場する。会場となるコワーキングスペース『チガラボ』の4文字は、そんな浪人案件のひとつになり、毎週末ごとに翌週へと書かれ続けた。

 

ここに偉大なるパワーが加わる。〆切だ。結局僕の仕事はいつもそうだ。この偉大なるパワーを借りて、いつもなんとかする。計画的に夏休みの宿題ができるヤツを尊敬していたガキの頃のまま、昨今はまるで毎日が8月31日だ。ほぼ毎日に案件の締め切りがあり、その度に“降ってくる”というミラクルが起こるのである。

 

土曜日の午後、井出さんに焦って誤字だらけのアイデアを送った。賛同を得てプレゼン資料を作りこみ、その資料を見ながらプレゼンのストーリーを組み立てたのは東海道線で、やがて茅ヶ崎駅に着いたゼエゼエ。見事な茅ヶ崎晴れの昨日、僕は長いこと手帳に書き続けてきた『チガラボ』の扉を開けた。ここを立ち上げて運営している昭和49年男の清水さん(写真最後列右)がものすげーナイスガイでテンションは上がり、そのまんま勢いをつけて40分の予定通りにプレゼンを終えたのだった。

 

みなさんにどのように伝わったのか? クオリティはあったのか? 奪った時間分の情報は提供できたのか? こればかりは自分ではわからんが、少なくとも参加してくださったみなさんはプレゼン中の僕を見ていてくれた。14時から始まった会は、質疑応答などを含み16時に締めて乾杯。約1時間の交流会となり、楽しく有意義な時間を過ごせたのだった。ちなみに僕が提案した企画のタイトルは『湘南・茅ヶ崎夏物語』で、近い将来このタイトルで僕がなんらかの発信ができる日を今は願っている。ともかく、憧れの茅ヶ崎で初仕事ができた幸せに今日は酔っている僕なのさ。

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