お詫び申し上げます。

次号発売までおよそ1ヶ月となった今日、私は皆様に深くお詫びさせていただく。本当に申し訳ないのだが、次号よりの値上げ。税込780円とこれまでより80円のアップである。恐縮である。

 

『昭和40年男』は680円でスタートした。写真は泣く泣く値上げした時の裏表紙だ。2014年の3月11日発売号で、消費税増税の時のことだった。ご覧のように増税前と後を二重で裏表紙に表記して、表紙には価格を入れなかった。

 

雑誌の価格決定は、競合とのすり合わせが要素として強く、創刊時の680円は男性誌全体の価格を見て決めた。500円のワンコイン、もしくはお釣りが来る480円にしたかったが、どんな事業もそうだろうが雑誌にもいろんな要素が絡み合って売値が決まってビジネスを構築していく。収入は販売と広告で、支出は編集にまつわる経費やスタッフのギャランティだったり精算するのが一苦労なくらい多岐にわたる。発行部数が多い『昭和40年男』にとっては、印刷も大きな支出だ。その諸経費の高騰が続いている中で、ここ数年にわたり値上げの議論がされてきたのだが、首を縦に振らなかったのは僕だ。

 

吉野家の牛丼を基準に考えることが多い。あったかいお茶が飲めて冷たい水も用意してあって、紅生姜やあまり辛くない七味唐辛子(好き)が使い放題の吉野家の牛丼並盛りが380円だ。2杯食べて760円だからうちの値段は…、なんて適性を考えたりする。競合誌のすり合わせ云々と書いたが、こちらの方が大きな要素かもしれない。

 

秋の消費税増税が迫っているこの段階で値上げするのは本当に苦しく、これまで我慢してきたのはなんだったのかとの声が聞こえてきそうだが、踏み切ったのは印刷関係の大幅値上げである。さすがに今回は仕方なしで、決定したその日に編集部員に伝えた。「80円以上、内容を上げてくれ」と。これに強くうなづいてくれた我が編集部を誇りに思っている。そして皆さんの財布の負担以上の本を目指します!!

『昭和40年男』定期購読のご案内

2件のコメント

  1. いいんじゃないでしょうか。その分、対談相手や特集で取り上げる記事のマニアック度が上がれば皆さん喜ぶかと思いますよ。
    …一緒、廃刊?!ってヒヤッとしたから、ある意味安心しました。

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