ビートルズが公式リリースした全213曲のカバ・ーソングから、ベスト10を選ぶ！という、今までありそうでなかったランキング書籍が、リットーミュージックより発売されている。ズバリ！ 『ビートルズ全213曲のカバー・ベスト10』というその書籍には、著者が実際に聴いた15,000曲を超えるなかから選んだ前代未聞のベスト10が詰まっている！
世界で最も有名かつ偉大なバンド、ビートルズ。「イエスタデイ」、「サムシング」、「ミッシェル」など彼らの楽曲にはカバー・バージョンが数多く存在するが、実は公式リリース楽曲213曲は「レボリューション9」や「ワイルド・ハニー・パイ」などのレア曲もすべてカバーされており、その数はなんと数万曲にのぼるのだという。ベストセラー『真実のビートルズ・サウンド完全版』でそのマニアックぶりを披露した川瀬泰雄が、誰でも知っているメジャー曲から知る人ぞ知る超レア曲まで15,000曲を超える膨大なカバーの中から各曲について10曲を選び、ランク付けするという構成は圧巻！ ベスト3にはジャケット写真と詳しい解説もついているので、それぞれのアーティストについてもその経歴などが紹介されていて読み応えたっぷりだ。ビートルズがのちの音楽シーンに与えた影響を探る一冊としても最強のディスク・ガイドとなる本書をぜひあなたの本棚のコレクションにどうぞ！
【カバー曲例】
「アスク・ミー・ホワイ」レジー/リト・ネビア
「蜜の味」ブルー・ビニール・ラウンジ/ホリーズ
「リトル・チャイルド」ジェリー・ヴェロナ/ジャッキー・リントン
「ユー・キャント・ドゥ・ザット」モーガン・バーク/マミートーン
「アイム・ア・ルーザー」マリアンヌ・フェイスフル/トロン・グランルント
「ベイビーズ・イン・ブラック」アップルジャックス/ジョー・ゴールドマーク
「ヘルプ! 」吉井和哉/カーペンターズ
「恋のアドバイス」バートラム・ブラウン/ドワイト・トゥイリー
「ドライヴ・マイ・カー」ジャコモ・ボンディ/シルヴィ・バルタン
「イン・マイ・ライフ」ホセ・フェリシアーノ/森山良子
「シー・セッド・シー・セッド」スティーヴ・セルヴィッジ/カイフ・ブルーワー
「トゥモロウ・ネバー・ノウズ」ビリー・アイドル/ドウィージル・ザッパ
「シーズ・リーヴィング・ホーム」アル・ジャロウ/シリータ
「ラブリー・リタ」ファッツ・ドミノ/ロイ・ヤング
「マジカル・ミステリー・ツアー」イングヴェイ・マルムスティーン/ボニー・ピンク
「ユア・マザー・シュッド・ノウ」竹内まりや/ケニー・ボール
「ヘイ・ブルドッグ」アリス・クーパー/奥田民生
「ワイルド・ハニー・パイ」ピクシーズ/フィッシュ
「ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」元ちとせ/ファントム
「セクシー・セディー」ポール・ウェラー/ダミルス
「レボリューション9」アラーム・ウィル・サウンド/チャックU
「アイ・ウォント・ユー」サラ・ヴォーン/ジョージ・リンチ
「ポリシーン・パン」ロイ・ウッド/ビー・ジーズ
「ディグ・イット」イル・ボッサ・トラットリア/ベス・オートン
「アイヴ・ガッタ・フィーリング」ルディ・ロッタ・バンド/パール・ジャム
「アイル・ゲット・ユー」ジョン・グレイザー/インメイツ
「アイ・コール・ユア・ネーム」キャットダディ・ジョーンズ/ママス&パパス
「イエス・イット・イズ」カール・ヴァーヘイエン/ジョン・タバコ
「恋を抱きしめよう」チャカ・カーン/ディープ・パープル
「レディ・マドンナ」クラムボン/エディ・ハリスン
「ドント・レット・ミー・ダウン」デイナ・フュークス/クラウン・オブ・ソーンズ
「ユー・ノウ・マイ・ネーム」ボッサクカノヴァ/カバービーツ
『ビートルズ全213曲のカバー・ベスト10』
川瀬泰雄（著）／（リットーミュージック刊）／2,200円（＋税）
上記カバー曲例はほんの一例。1960年代にカバーされた曲から、2010年代後半にカバーされたものまで、実に長い年月をかけて、世界中のアーティストがカバーした曲が選出されています。やはり海外のアーティストが多いですが、日本人アーティストのカバー曲も上記以外にもランクインしています！なんと、 『イエロー・サブマリン』のカバー第1位は、まさかの言うべきか、やはりと言うべきか、懐かしいあの歌ですよ～！（わかるかな？）。といった感じで、意外性あり、新発見ありと、ビートルズ好きには興味深く読んでいただけること間違いなしです！
今年のGWは10連休と、たっぷりすぎて何をしようか考えている方には、普段なかなか読めない本を読む絶好のチャンス！ ぜひ 『ビートルズ全213曲のカバー・ベスト10』もその一冊に加えてみてはいかがでしょうか？
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