改元の夜の小さな奇跡。

毎週月曜日の読者の集い『浅草秘密基地』が大盛況だった。昭和40年男党所属の小倉官能長官がわざわざお越しくださり、集まった者たちに改めて改元の報告をしてくれたのだ。菅官房長官でなかったのは若干残念だったが、11時半の発表後にこうして筆を走らせて額を作ってくれての登場に、場内が騒然となったのは言うまでもあるまい。

 

会場がひとつになった盛り上がりを見逃さず、僕はショートタイムイベントを仕掛けた。マスターを含む居合わせた総勢29人に緊急アンケートを行なったのである。その結果をご報告するので、世界中のメディアはニュースソースとして使うべきだな(笑)。各設問ごとに1人ずつその理由を述べてもらった。

●『令和』と言う元号は好きか?
YES:16名 優しい感じがする。
NO:13名 令が冷たく感じる。

●そもそも元号はいるか?
YES:25名 今日みたいに盛り上がれる。
NO:4名 差別を受ける、めんどくさい。

●明治以降の4元号のうちどれが好きか?
明治 6名 明治維新など今の礎を作ったから。
大正 0名
昭和 18名 無論、昭和生まれなので!
平成 5名 

●『令和』は明るい時代となるか?
YES:28名
(そもそも)義務を果たしていない。やることをやっていない。それさえすれば『令和』は明るくなる。
権利の主張とは、義務を遂行した者のみに与えられる特権である。
NO:1名
(助産師の意見として)現実的に出生率の低下、少子化の一途をたどるばかりで政府として何をしているのか?日本の未来はこのままでは…。ただ希望としては明るい『令和』を望む。

 

うーむ、さすがこの記念すべき夜を共にした面々だ。最後の質問に対してここまではっきりと明るいと言えることが、僕にとっては涙があふれるほどうれしかった。

 

いつも右の拳を天に突き上げている。バカにされようとも、非難を受けようともそうしてきたしそうしていく。昨夜は小さなコミュニティながら、全員が右の拳を突き上げていた。これは奇跡であり、これを目指していきたいから、極々微力ではあるが奮闘を続けている。

 

昨日集った29人は、平成で繰り返された小渕さんの映像のように繰り返し流されるだろう小倉官能長官…、もとい、菅官房長官を見るたびにこの日のバカ騒ぎを思い出せる。そんな心の宝物をひとつ『浅草秘密基地』から提供できた。これもまた奇跡であり『昭和40年男』が目指しているところである。バンザーイ!!

 

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