死んだら責任取る!? 〜大編集後記。

 

つらい男たちをこれでもかと詰め込んだ『昭和40年男』の 最新号(vol.53) はもう手に入れてくれただろうか。連休を豊かにしてくれる1冊をぜひお求めいただきたい。

 

『昭和40年男』の創刊号で藤岡 弘、さんのインタビューを目玉に持ってきた。その時に語っていたのがタイツ1枚で倒されるショッカーの大変さだった。このセクションのスタートはそのままに、“ショッカーはつらいよ” で走り始めたのだが、取材対象者を探しているうちに今回ご登場いただいた大野剣友会の岡田 勝さんにリーチできた。これはおもしろい記事になるとすんなりと企画を変更したのだ。

 

雑誌作りの現場ではよくあることで、予定だけにとらわれるよりも流れの中でよりおもしろそうなものへと常に動く。今回はまさにそれがハマったページになった。岡田さんは『仮面ライダー』の記念すべき第1話の悪役、蜘蛛男を演じたお方で、記事ではその蜘蛛男のつらさを語っている。

 

今日のタイトルが飛び出す壮絶な現場の話が続く。そこまでやってくださったから、俺たちは『仮面ライダー』に夢中になれたのだ。『昭和40年男』がみなさんに感じてもらいたいのは、こうした熱い仕事現場だ。今俺たちはその現場を指揮する年代である。過去に負けちゃならぬと、きっとふんどしを締めなおしてもらえるだろう。

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2件のコメント

  1. 今年もよろしくお願いします。
    岡田さんと言えば、第一回の蜘蛛男よりも、旧1号ライダーの藤岡さんのアクションシーン、旧2号の初期、”桜島”2号、南紀ロケの新2号が印象深いのですが、小気味よいバク転がカッコよかったです。
    (V3の面を被ってわかりましたが、とにかく息苦しくて。。。剣友会の勇士の方々の凄さがわかりました。)

  2. ふんどし締めすぎて痛い痛い^^
    うそです!でも、今回の号の新年のご挨拶はいいですね。
    「還暦上等!!世露志駆」ツッパリ風に言い続けたいですね。

    「夜露死苦」は嫌いです。世の中では露程に小さな存在だけど
    常に志を駆り立てていたい・・だから「世露志駆」

    今年から「還暦上等!!世露志駆」でいきますぜ!

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