プロモーションビデオの撮影に潜入。

去年よりお手伝いしているコーラスグループ、フォレスタのPV撮影に立ち会った。フォレスタはオペラ・クラシックをこなす実力シンガー12人とピアノ3人で構成されるコーラスグループだ。幾度となくこのサイトでご紹介しているから、常連さんには耳にタコなグループかもしれない。

 

9月から6月まで全国ツアーに出る彼らは年間で15万人を集める。市民会館の大ホールクラスは全国どこへ行っても満員にできるのだから驚異的だ。そんな彼らなのだが、なぜかまだメジャーデビューはしていなかった。そこで少々暗躍させていただき、テイチクさんより今月29日にシングルがリリースされることになったのさ、フッフッフ。

 

レコーディングにも立会い、先日は都内某所の大きなスタジオでPV撮りがあるというので応援(!?)に行かねばと付き合った。僕は彼らのファンブックを作っていて、そのネタにするためのレポート&撮影を兼ねての立会いだ。これが実に面白かった。

 

すでにレコーディングされた音源に合わせて、何度も何度も歌い、ピアノを弾く。その何度も何度もの間で立ち位置や並びを変えたり、写真のように丸く輪を作ったりして何度もカメラを回す。きっとアナログ時代だったらこんなに回せないだろうと疑うほど、本当にものすごい時間をかけて同じ曲の歌うシーンを収めていく。そして昨日、その完成ちょっと手前のビデオが届いた。なるほど、何度も歌ったことがこうして結晶になるんだなと感心させられたのだった。

 

知らない世界にふれるとやはり勉強になる。そして、本質は変わらんなと拳に力が入る。どんな現場も熱あるところに明日が来る。これから世に出ていくフォレスタを僕はありったけの熱を込めて仕事させてもらおう。と、またまた暑苦しくなった僕なのだ。

 

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