「夫源病」ってどんな病気? あなたは妻と会話していますか?の巻

今日のテーマは昭和40年男にとってはちょっと耳が痛い話かもしれない…反感を買うかもしれないのは覚悟のうえであえて取り上げさせていただきました<(_ _)>

夫が定年を迎え、ずっと家にいる…そんなことがストレスになって、心を病んでしまう中高年の主婦が急増しているそうだ。その病気の名前は「夫源病」。夫がストレスの源で発症する病…?というなんともストレートなネーミングだが、世の男性でこの病の発症原因を心底理解できる人が果たしてどのくらいいるだろうか?

 

最近では早期退職制度なるものを利用して、60歳の定年よりも早い時期にリタイアする人も結構いるようだ。退職後も趣味で忙しくしていたり、何らかの仕事をするなどして、外の世界に関わりをもっている人もいれば、完全に家に入ってしまう人もいるだろう。言うまでもなく、問題なのは後者のほうで、今までは朝ご飯を食べたら出かけていた夫が、四六時中家にいるとなると、主婦にとってはかなりのストレスになるのだそうだ。まず、昼食も気を遣わないといけない。自分だけなら、残りものでもいいし、場合によっては友達と外でランチなんて気分転換もできるが、夫が一日中家にいるとなるとそうはいかない。自分の時間が減るだけでなく、したいことも気を遣ってできなくなるという負の連鎖が始まるのだ…。今までは家族のために働いてくれていたのだからと、それなりに夫を立て、気遣っていた妻も、退職して何もしない夫に対しては、「家事を分担してほしい」「出かけることに文句を言ってほしくない」など、さまざまな要求がでてくるのは必然といえよう。そんな時、あなたなら妻に対してどう向き合っていくだろうか?お互いに今までとは違った環境になるわけだから、そのための新しいルールを作ったり、歩みよったりすることができる夫になれるだろうか?

長年の仕事の重圧・重責から解放されて、好き勝手にふるまえるようになったと思ったら、今度は奥さんに気を遣わなきゃいけないなんてまっぴらごめん!と、そんな声も聞こえてきそうだが、仮に50代半ばから60歳くらいで退職したとして、人生100年と言われる現代では、30年から40年は一緒に過ごさなければいけないということを今一度肝に銘じて考えてみよう。

 

「昭和37年女が何を言ってるんだ!」と思う方もいると思うので、ここで一応我が家の状況を簡単に説明しておこう。我が家では、主人が在宅で仕事(フリーで主に執筆の仕事をしている)、私が外に出て会社勤めをしているので、一般家庭とはどちらかというと逆。退職後は、私が夫に対して気を遣うという立場になるだろうか?とはいえ、一応女なので、今も休みの日は洗濯をしたり、掃除をしたり、多少の主婦業はやっている。何もしない夫が突然一日中家にいるというのとは少しは違うかもしれないが、いずれにしろ、家にいる側の人間は何も変わらないが、もともと外にいた人間が家にいるようになったおかげで、思いもしなかった弊害が生まれて、パートナーが心のバランスを崩してしまう可能性があるというのは気に留めておいてほしい。ただこれは、ある程度原因はわかっているので、昭和40年男世代なら、これから自分の身に起きるかもしれないこととして、予め対策を考える時間があるはず。今から考えても決して早すぎることはない。予行演習として、休日の家族との過ごし方などを少し考えてみるというのはどうだろうか。一緒にできる趣味や、共通の友人などがいる場合はあまり問題ないかもしれないが、全くそういった接点が見出せないという人は、少しずつ共通の何かを見つける準備をしておくことをおすすめしたい。いざ、定年になってからでは遅いかもしれないから、少しでも早くまずは心の準備だけでも整えておきたいものだ。

日々のコミュニケーションを大切にしよう!

人間というのはわがままというか贅沢というか、往々にしてない物ねだりの生き物。自由がなければ自由を欲しがり、ほったらかしにされれば、多少は干渉されたくなる…そのさじ加減は個々の人間関係によって、全く異なると思うので、自分とパートナーにとってベストな第二の人生とはどういうものなのか、何かの機会にゆっくりと話し合うことが絶対に必要だ。自分はよかれと思うことも、相手にとってはプラスとは限らないし、その逆も然り。こうして考えてみると、やはり「会話」「対話」が大事なことだけは間違いないようだ。

冒頭の「夫源病」の話は、まさにそれが明確に社会に出現した「シグナル」なのではないだろうか。夫は妻を、妻は夫を理解し、共に残りの人生を歩んで行くために意識しなければいけない歳がまさに昭和40年男の年齢だと言わざるを得ない。自分の妻が「夫源病」にならないためにも、危機意識のある人には、あらためて家族とのコミュニケーションを重視してほしいと願わずにはいられない。

さらに最近では夫源病の逆バージョン、「妻源病」というのもあるという。夫が妻の存在が原因で心を病んでしまうというものだが、夫源病と妻源病、この二つは根本的には同じものだと考えられるから、ちゃんとコミュニケーションが取れていれば、どちらも防ぐことができるはずなのではないだろうか。迫りくる老後のことは心と身体の健康を含め、割と真剣に考えなければいけないところにきていることを意識し、明るく元気な老後のために、ゆっくり時間をかけて準備をしようではないか!

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