ノーランズと昭和40年男。

ふっふっふ、いい写真を入手したぜ。どーん。

♪I’m in the Mood for Dancing~と、『ダンシングシスター』が大ブームとなったのは中3だった。一丁前にハードロックを語れるようになっていた僕は、この特上のポップチューンが大好きだったのに恥ずかしくて内緒にしていた。そもそも洋楽への入門時にはアバも好んでいたのだから、ポップスも好きなくせにカッコつけていたガキなのさ。

高校に入ると同じクラスにノーランズ命を叫ぶ男がいた。メンバー全員の名前を連呼しながらロックバカの僕に押し込もうとする。家に遊びに行けばLPを鳴らし、写真が掲載された雑誌を見つけると学校に持ってきて騒ぐ。その愛は強すぎてうざったかった。そしてそいつはメンバーの1人に似ていると同級生に恋をした。僕にはピンとこなかったがヤツの目にはそっくりに映るらしく、強い恋心をノーランズと同様に押し込んでくる。今日は少し話したとか、笑顔がどうだったとか、その真剣さに僕はただただうなづくだけだった。そっくりかどうかは別にして、確かにカワイイ女の子でやがて学年1の美男子と付き合い始めた。彼の恋は散ったのである。

と、ノーランズといえばヤツのファン熱と悲しい恋を思い出させてくれる存在だ。歌ってのは、その時期の出来事を鮮やかによみがえらせますなあ。

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1件のコメント

  1. 『ノーランズ』、流行りましたねぇ!
    ビデオが無かったあの時代、夜のヒットスタジオで初めて“動くノーランズ“を目にしたのを覚えています。
    ただ 当時 歌舞伎町で踊っていた自分は、実は“アラベスク派“でした。
    が…
    ホントのホントは、その少し前に人気を博していた『ランナウェイズ』を忘れられないでいた ニキビ小僧だったんです…
    ん~、甘酸っぱい青春の想い出

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