昭和なハンバーグカレーを探せ。

『福岡博多秘密基地』の翌朝、痛む頭を抱えながらも早くに起きて、ホテルを追い出される10時までひたすら作業をしてノルマをこなし、ぶらりと散歩に出かけた。まずは櫛田さまにお参りに行こうと長浜のホテルからのんびりと進んだ。櫛田さまは前日も手を合わせたが、なんとも言えない穏やかさがある空気感が大好きで、博多に滞在中はついつい足が向かってしまう。

お参りを済ませてここから続く川端商店街を歩く。初めて博多に訪れた時からのお気に入りのコースで、ここの商店街も大好きだ。

時刻は11時を回っていて当然ながら腹が減った。と、カレーの専門店があるじゃないの。誘われたもののわざわざ博多まで来てカレーはなかろうと必死の我慢でキレンジャーに変身しなかった。一難去ってまた一難とはこのことで、続いてハンバーグ自慢の店で、これも同じ理由でスルーした。が、この2つのメニューはすでに僕の心の奥底に入り込んでむしばんでいたのだ。

商店街の終盤で、いつも見かけるカレーにハンバーグが乗った写真の看板に出くわした。申し訳ないが、店名と看板のデザインがイマイチに感じていつもは余裕でパスしていたが、インプットされているカレーとハンバーグが一皿で食えると誘われるように入店してしまった。一応メニューを見たが、イチオシでもあるハンバーグカレーをオーダーした。

スタッフの方々がとても雰囲気が良いのと、店内が昭和丸出しの内装で落ち着くったらない。カレーもハンバーグも華美なうまさでないものの、あったかい感じで寄り添ってくるうまさだ。「うん、これは名店だ」ということで、このブログでおなじみの不親切ガイドといこう。って、ここまで書いてある内容ですぐにわかりますな。では、行ってらっしゃーい。

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