斉藤和義さんとキヨシローさん。

大マスコミのグタグタぶりに泣けてくる毎日だ。これって戦時中と変わらないじゃないか。
むしろあの時よりたちが悪いのではないだろうか? だってさ、巧妙に手心を加えている
相手は、優良広告クライアントである東電なのだから。こんなひどいものを公共のメディア
だと信じて見ている、また見させられていたユーザーは本当に不幸である。テレビドラマ
の作り込みの中でさりげなく電気コンロならいいっすよ。そのくらいのことならまったく
問題なく許せるよ。問題なのは報道であって、今この国に起こっていることは敗戦並みの、
もしくはそれ以上のショックになり得るかもしれない状況。その最中でこの報道である。
僕もメディアにいる人間の端くれだ。ただ、僕らは報道ではなく楽しんでもらうことが
主眼であって、事実を切り取ってみなさんに届けるという仕事ではない。だから余計に
悲しくなるのである。

今回僕が取材に行く被災地でも、事実のすべてを伝えられるわけでなく、昭和40年男に
伝えたいホンのごく一部分を切り取って作り込む、僕らのフィルターを通して感じていた
だくための記事づくりなのだ。もちろん報道においてもすべてを取材できるわけでないが、
せめて歪めてしまうような編集は止めていただきたい。ネットの有用性が浮かび上がる
中で、大マスコミが自分で足を引っ張っている状況が続いているのだから、悲しさを通り越
して笑えてきてしまう。

一方で斉藤和義さんがやってくれたねえ。これぞロックと編集の川俣からメールをもらい、
チェックすると本当に“これぞロック”じゃないですか。キヨシローさんが生きていたら同じ
ことを、いやもっとはじけたことをやっていたかもしれないなと、ちょっぴり寂しい気分まで
連れてきたよ。いやあ、それにしても痛快っす。最高っす。他のミュージシャンたちもガン
ガンやってほしいですな。本当に管さんがネット規正をかけて、北朝鮮のようになってし
まうまでミュージシャンたちは徹底的にロックしてほしいな(笑)。

今回の災害における1つ目の反作用と言っていいかもしれないのが、日本人のメディア
との接し方の激変である。まだまだ現在はその真っ只中であり、これからもっともっと
予想の付かない方に流れていくと思う。というのは、予想の付かないほどバカなことを
やっているメディアマンが存在するからであり、その存在がなければこれほどの地殻
変動はそもそも起きないはずだ。なんとも情けない状況である。そしてほとんどの大手
メディアマンたちはこんなことじゃいかんと思っているはずだ。その答えをみんな知って
いながらにして、突き進んでいる悲哀もあるのだね。立ち上がったらどうなんだい? 愛
し合ってるかーい? やっぱりこの難局にキヨシローさんはいて欲しかったぜー。でも
さー、がんばるぜー。いえー。

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2件のコメント

  1. 先日の「全員集合」ではお世話になりました。山内です。
    大マスコミの悲哀、まさにおっしゃるとおりですね。
    伝えることの本質、伝えた先のアクション、それらがまるで見えていない…、
    いや、見えているかもしれないがトップの圧力に負けている。そんな気がします。
    大マスコミは、偉そうにジャーナリストぶっていて実際のところは、
    ギャラに尻尾振っていただけじゃん。
    これでは、ますますネットの肉声が信頼性を増すでしょうね。
    ただ、ネットで垂れ流し状態の情報を取捨選択する知識を万人が持っているとは限りません。
    怖い時代になりそうです。
    ここは一つ、かつて新人類と呼ばれた世代が、踏ん張って、踏ん張って、踏ん張って、
    本来のパワーを炸裂させましょう!
    「日本は強い国」なんてキレイ事言ってる場合じゃねぇんだよぉ〜♪

    長々と失礼いたしました、つい熱くなっちゃいました…。
    飛び出す絵本のような臨場感のある取材!!応援しております!!!

    • 熱いコメントをありがとうございます。炸裂させようともがいている日々です。同時にそうでない奴らと戦う日々です。中島みゆきさんの僕が最も愛する曲がジングルするような日々なんですよ。“変わらない夢を見たがる者たちと戦うため”ですな。

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