ライバル出現!? やんちゃジジイ雑誌登場。

棚噂を聞いて楽しみにしていた雑誌が昨日創刊になった。キャッチコピーは“いつまでもジジイおしゃれやんちゃがいい!”で雑誌名は『MADURO』だ。コイツは参考にさせてもらうぜと創刊日に早速購入した。

ターゲットは50・60代としている。同じようなところを意識している雑誌は多いが、これほど明確に打ち出しているものは無く気持ちいい。まだ49歳の僕はターゲット外だが、来年以降はターゲットに仲間入りということになる。と、パラパラとめくってみるとちょいとハードルは高めで、現状で僕が入れる余地はまったくない(悲)。

いくつかご紹介すると『腕を組まれるとわかる極上ジャケットが欲しい』とのタイトルで展開されているページで紹介されたジャケットは240万円也!! ケタが1つどころか2つ違う。これなら届くかともしれないデニム選びのページをのぞくと6万3千円也。ジャケットの後に見たせいか、そんなに高くないなと錯覚してしまう自分が怖い。歳相応のTシャツページは、黒のカッコいいモノが紹介されていて思わず欲しいと値段を見ると、なんと21万円也。アルマーニからのリリースで極上カシミアだとのことだ。ウーム、この世界に来年から足を踏み入れなければならないのかと思うと、相当頑張って稼がないとな(笑)。

まったく異ジャンルの雑誌ではあるが、こうした意欲的な雑誌がおっさんを書店へと誘ってくださることは大変ありがたい。雑誌の購入者たちの多くは、いくつも立ち読みを経てたまたま相性がよかった時にだけレジへと運ぶ。指名買いをしてくれるお客さんはホンの一握りであることは、書店ウォッチを欠かさない僕は痛いほどわかっている。そしてつまり、僕ら世代が欲しがる雑誌が棚に並べば並ぶほど『昭和40年男』のチャンスは増すのだ。今回の創刊は大歓迎である。

いつかこの『MADURO』に掲載されているモデルさんのようなファッションをまとえる日が来るのだろうか? 値段はさておき、その日のために体型だけは磨いておきたいものだ。

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9件のコメント

  1. 家のそばの書店は男性ファッション誌のコーナーにおいてました。弊誌とは微妙に立ち位置が違うと見られているのかも。

  2. 日経の紹介記事によると、ターゲットは「50~60代の富裕層」だそうで。安心しました(^^)

    • そうか、富裕層ですか。そんな層を目指したいものですね(悲)。

  3. 「いつかはクラウン」家庭に育った「いつかはカウンタック」世代狙いっすね。現代のお金持ちはweb関係者ばかりだからこういう情報収集しないしもん(^_^)

    • 近所の書店はなんと売り切れでした。編集部としては、あわてて研究を始めた次第です(笑)。

    • DJ OGIさん、ご無沙汰ですね。こっちに遊びにきて頂戴な。
      そういえばGOLDはちょっと静かになってしまいましたね。ライバルなのに。

  4. 纏う機会は一生無いかな。
    どんな人が買ってるんだろうってそっちが気になるわ。
    240万円と聞いて車が買えると思った時点でヤンチャじゃないよね。
    体型はキープしたいが。

    • 浅野さんは十分やんちゃですよ。俺たちらしく突っ張っていきましょう!!

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