大編集後記その弐。キカイダーのサイドマシン。

 発売日までのカウントダウンは、恒例(!?)の大編集後記を連発させていただく。今回の特集タイトルは『夢のモーターショー』で、昭和40年男たちにとってはたまらないクルマ&バイクの大特集となっている。きっと『東京モーターショー』を上回る来場者となることだろう!!

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キカイダーがブラウン管に登場した時の衝撃は、今もハッキリと覚えている。左右非対称の顔や、ギルの笛で苦しんでしまうこととか、それまで登場したどんなヒーローよりも不完全さを感じさせた。なにかとハラハラさせるヒーローで、カラータイマーが赤くなったウルトラマンよりも安定感がないといった印象だった。子供心に、なんだか言葉にできない魅力だなといつも感じていた。もしかしたら、僕にとってのヒーローベストワンかもしれない。

キカイダーの魅力はそのハラハラドキドキさせる不完全さとともに、バイクを操っていたことも大きい。仮面ライダーでもバイクも大きな魅力だったが、それに増してサイドカーは強く僕の心を奪った。そして、大きくなったらバイクに乗ると夢見たのだった。そう、後に日本で空前のバイクブームが巻き起こったのは、仮面ライダーとキカイダーによるところはものすごく大きい。子供の頃の憧れを持ち続けて16歳を迎えた少年たちは、こぞってバイクに跨がったのだ。国内4メーカーはこの2大キャラに感謝状を贈った方がいいだろう。

今回の『夢のモーターショー』に登場願うバイクとしてサイクロン号との一騎打ちとなり、やはりサイドカーの魅力は大きく堂々の登場となったのだ。ベースとなったのは、バイク好きのタメ年たちならカワサキのジャジャ馬といえば通用するだろう、マッハ3だ。コイツにサイドカーをつけて乗り回すのはさぞ大変だったろうが、当時はそんなことは知るはずもなく、ただうっとりと眺めていた。このマシンについては4ページを使って紹介している。

もうひとつ、キカイダーが操るツールで男の子の心をつかんだのはギターだ。これも僕らの心に強く擦り込まれたのだった。男はバイクに乗ってギターが弾けなくてはならない。あれっ、よくよく考えると僕はまるでキカイダーの影響そのままに、いまだにバイクとギターが手放せないじゃないか!! しかも『カワサキバイクマガジン』なる、カワサキのバイクだけの専門誌を後に立ち上げることになるとは、人生ってラララ〜ですなあ(笑)。

さてさて、きっとみなさんも夢中になったはずのサイドカーにうっとりすることは間違いなし。発売直前の『昭和40年男』にどうぞ夢抱いてくれ。

2件のコメント

  1. はじめまして、キカイダーに憧れてサイドマシンレプリカ作りました(私じゃないけど)興味がありましたら見に来ませんか?

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