大編集後記その弐。フラッシャーが悩ましい、ジュニアスポーツ。

S014-015

今回の特集のトップバッターを飾るのが僕らの物欲をもっとも強く刺激した1つ、ギンギラライトのジュニアスホーツ車とカテゴライズされるチャリンコだ。東京都荒川区の貧民街でコイツに乗れた少年はほんの一握りだった。そのオーナーはガキどもの注目を浴びながら颯爽と走っていく。雑誌の広告を眺めて子供でもわかる手の届かない価格に、何度も何度もため息をついた。ブームは長く続かなかったが、次々と進化するメカニズムにいつもうっとりさせられた俺たちだった。

僕らにとってチャリンコは、初めて手に入れた翼であり、それがビガビガ光るのはたまらない刺激だった。単一電池をたくさん積むから重いなんてのは、まったくネガティブには作用せず、そのメカニズムを支える重要な燃料ととらえた。故障してうまく作用しないのも気にならない。そもそも、まだ゛幼い我々はライトが必要な夜に走ることはほとんど無く、そのフォルムが憧れだったのである。

デザイン特集のトップバッターをコイツが務めるのがまさに昭和40年男である。今回は昭和48年に宮田工業(現在のミヤタサイクル)に入社して、ジュニアスポーツ車の企画やデザインを担当した遠山さんに話が聞けた。当時を振り返ってのおもろい話をうかがえ、あの日の物欲が鮮やかに蘇るページとなっている。乞うご期待だぞ!!

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