第２回「大阪ミナミ秘密基地」大成功!!

ご覧のとおり参加人数は少々寂しいものの、楽しい時間を過ごさせてもらった。夕方６時過ぎからゆるゆると始まって10時半頃まで宴は続き、さらに10名以上の参加者が集った２次は３時過ぎまでにも及んだ、終止笑いに包まれた夜だった。その後、３次会、４次会まで展開されたことを知っているのは若干４名…ハハハ。

今回は全員の自己紹介コーナーを設けた。名前と生年月日、そして大好きだったアイドルという簡単なテーマながらこれがけっこう楽しいものになった。郁恵ちゃんや柏原芳恵さん、河合奈保子ちゃんにアグネスラムとっいったオッパイ系の名前が挙がったのに頷く。そしてもっとも多くの支持を集めたのが、さすがの聖子ちゃんだった。僕はもちろん桂木文ちゃんだと告白すると「ああー」という、微妙な反応を得たのだった。この伏線に続き展開されたアイドル考察トークショーが、広告業界一筋40年以上となるマーケッターKIM-Gにより展開された。80年の山口百恵さんの引退と、聖子ちゃんのデビューが長いアイドル史においてもっとも重要な転換期であったことを説明された。このとき僕ら多感な15歳。やっぱり幸せな時代を生きてきたのだなと再確認するのだった。

ビンゴ大会は、予想より少ない参加者だったこと(悲)とありがたいことにプレゼントを持ち込んでくれた参加者(サンキュー、大石さん)のおかげで、全員に賞品が行き渡る大盤振る舞いとなった。『銀河鉄道999』全巻セットに『さらば宇宙戦艦ヤマト』のブラモ、『セーラー服と機関銃』のアナログ盤などといった、豪華賞品の数々が放出された。さらに前回は中締め後に突如展開された、タメ年噺家の桂きん太郎さんのトークライブはトリのコンテンツとしてプログラムされ、連れてきてくれた吉本興業の『じゃんじゃん横町。』の鳥田さんとともに、さすがのプロの芸を見せてもらったのだった。

気持ちの連鎖が心にあたたかいものを残す。『浅草秘密基地』も同様、タメ年の共感ってやつはホントにいいものだ。同じ時代の空気を吸ったもの同士が、明日へと向かっていくエネルギーを得られたのだから。ほんの小さな出会いながら『昭和40年男』がなかったら出会わなかった人同士だ。作り手としてこれは嬉しいったらない。

この輪はきっと大きくなっていく。そう確信したのは僕だけでなく、共催を申し出てくれているCROSS BEAT Hommachも同様で、きっと赤字だったはずにも関わらず継続を決定してくれた。日程はこれから調整して近日中にリリースするから、今回悔しい想いをした読者さんは要チェックだぞ。