プリンセス プリンセスの伝説 〜大編集後記。

 

さあ、今日も元気に 最新号 (vol.75) のご紹介、大編集後記をつぶやかせていただこう。昭和の1年を切り取ってお送りしている連載特集『夢、あふれていた俺たちの時代』は今回 昭和64年を取り上げた。伝説のガールズバンド、プリンセス プリンセスはこの年「Diamonds (ダイヤモンド) 」を大ヒットさせて絶頂期を迎えた。

 

思わず「カワイイ」と声に出てしまった見事な写真である。2コ下って信じられない若さだし、なんだか当時と変わらない気がするほどの美貌の岸谷 香さんが本誌初登場である。

 

女とロック。この歴史は洋楽・邦楽ともに大変おもしろく、多くの女性ロッカーが ’60年代後半から ’80年代にかけて挑み、時にはその壁に負けた者も多い。がどっこい、シーンに己の世界を確立させた女性ロッカーたちには、魅力的な方々が多く存在している。プリンセス プリンセスの時代ではその壁はだいぶ低くなっているように感じるが、岸谷さんの言葉にはまだまだあった苦労が滲み出ている。その辺を皆さんにはじっくりと読んでいただきたい。

 

大ヒット曲「Diamonds (ダイヤモンド) 」の話が中心になっている。実は僕、もうかれこれ10年以上前のことだが、作詞を担当した中山加奈子さんにインタビューしたことがあるのだ。この時も当然のように「Diamonds (ダイヤモンド) 」誕生秘話へと話は及んだ。キャラ的に作詞作曲があべこべだと勝手に思い込んでいた僕だったから、これはちょっぴり意外だった。そして中山さんは、サビ前の3回同じフレーズが続く部分が岸谷さんから提示されて、本気を感じたと語った。ここにいい言葉を乗せたいと。うむうむ、確かにここが曲も歌詞も勝負どころだなとうなづいているはずだ。

 

今回の本誌インタビューでは、この曲のメロディが生み出されたカワイイエピソードが聞けている。そうかあ、岸谷さんてルックスだけでなく カワイイ女の子なんだなとキュンとしてしまった僕だから、ここでは明かさない。だってね、もしかしたらまだ最新号を手に入れてない方がいるかもしれないからね (笑) 。
 

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