キカイダーにも影響を与えた…かも!? 大阪万博でも人気を博した昭和のロボット兄弟の仲間が蘇る!「相澤ロボット楽団修復プロジェクト」

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おはこんばんちはです!
世代を超えての昭和系な懐かしネタ… ということで、「S40ニュース!」「S50ニュース!」ひっくるめての “昭和トリオニュース!”Web読み物 的にお送りします。

2000年に発表され、ついにやってくる “夢の21世紀” の幕開けを華々しく彩ってくれたホンダのヒューマノイドロボット・ASIMOが、今年惜しまれつつも引退。思えば遠くへ来たもんだ… と複雑な感慨を抱いてしまったりするんですが、さらに時を遡って「昭和トリオ」読者の子供時代、まさに昭和のASIMO的な存在のロボットたちがいたことを覚えているでしょうか?

“ロボット博士” としてテレビや雑誌など様々なメディアに登場した故・相澤次郎氏が理事長を務めた財団法人 日本児童文化研究所 (当時) 。そこから誕生した通称「相澤ロボット」です。

▲相澤次郎氏が表紙の『週刊少年キング』1970年2月8日号。万博出展のカメラマン&モデルロボットも塗装前の姿で登場
▲相澤ロボットたちが表紙にあしらわれた、1982年刊行の『まんが博物館 ロボット大集合』(実業之日本社)

相澤ロボットは、EXPO’70 大阪万博の「フジパン ロボット館」に出展されて人気を博したのをはじめ、1960年代~ ’80年代初頭にかけて、東京タワーや世界貿易センタービル、遊園地・デパートでの「ロボット展」「科学展」といった催事に登場、日本全国を回っていました。

いわゆる、おもちゃのロボット、ブリキのロボットがそのまま大きく、人間大になったようなデザイン。目を引く赤や青の原色のカラーリングにピッカピカのパーツ。まるいランプの目をした愛らしい顔。

そんな夢あふれるロボットたちが、ラジコン歩行したり、ポラロイド写真を撮ってくれたり、スタンプを押してくれたり、絵を描いてくれたり…。幼い頃の記憶をたどってみてください。昭和の子供なら誰もがきっと、一度は彼らの姿を目にしているハズです。
 

▲カメラマンロボット「太郎」。EXPO ’70 大阪万博のフジパン ロボット館に出展され、来場者のポラロイド写真を撮影した
▲雷さんロボット「ミスター・スパーク」。目をギョロギョロとさせながら立ち上がったり座ったりする
▲ スタンプロボット「テッちゃん」。紙を差し入れると自動で押印。80’s的なファンシーカラーが息の長い活躍を感じさせる

 
彼らを生み出した相澤次郎氏は、ロボットたちを人間同様に考え、1台や1体でなく、1人、2人と数えていたと言います。人間大の大型ロボットには、一郎、三郎、五郎、八郎、九郎、十郎… といった名前が付けられ「相澤ロボット兄弟」とも呼ばれていました。

コレって昭和40年男世代なら、キカイダーが “ジロー”、01が “イチロー” と名付けられていた『人造人間キカイダー』(’72’73) 、『キカイダー01』(’73’74) を連想しますよね? 確証は全くないのですが、筆者としては、時期的に考えても石ノ森章太郎先生がインスパイアされた可能性はあるのでは…!? と妄想していたりします。
 
 
…っと、脱線ゲームでずいぶん前置きが長まってしまいましたが、今年、そんな相澤ロボットに関する新たな修復プロジェクトが始動! 再発見された15体の「相澤ロボット楽団」を製作当時の姿へと修復すべく、現在 クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で支援者を募集しています。
 
相澤次郎氏は戦前からロボットの製作を始め、その生涯で大小含めて800体 (人?) 以上を誕生させたとされています。人間大のロボット兄弟たちは比較的残っているのですが、全体を800とすれば現存数はわずかとも言えます。そんな中で今回、15体から成るロボット楽団が一度に再発見され世に出たのは奇跡的なことではないでしょうか。

修復にあたる「相澤ロボット楽団 修復ボランティアチーム」の 代表・責任者を務めるのは、かつての相澤次郎氏と同様に、日本各地でロボットのイベントを展開し、子供たちに未来への夢を与えている、MANOI企画 代表取締役、ロボットゆうえんち 代表の 岡本正行氏。

岡本氏はズバリ1965年生まれの 昭和40年男で、『昭和40年男』本誌 2018年 10月号/vol.51 の連載インタビュー企画「荒海に生きるタメ年男。」にも登場、ロボットにかける熱い想いを語ってくれました。

『昭和40年男』vol.51 登場の岡本正行氏。右ページの写真に一緒に写っているのは、ラジコン歩行ロボットの「三郎」
 

トランペットやクラリネット、バイオリン、ドラムなど、それぞれが楽器を手にし、かつては一体となって人間さながらの演奏の動きを見せてくれた、相澤ロボット楽団。昭和の子供たちを大いに楽しませてくれた彼らが、半世紀の時を超えて再び蘇り、令和の子供たちにも新たな夢を与えてくれるとしたら、とてもステキなことではないでしょうか?
 
 
現在募集中のクラウドファンディングの〆切は、残り21日。1,000円からの支援が可能で様々なリターンが用意されています。詳細は次ページの引用部および、プロジェクトページをご覧ください。昭和40年男的には、タメ年・岡本氏の応援の意味でもゼヒ支援を!
 
また、修復プロジェクトは EXPO 2025 大阪・関西万博 の開催に合わせ、2025年 3月の完了を目指して進めていくそうで、支援者は希望すれば来年から月1~2回、大阪で開催される予定の修復イベントにも参加可能とのこと。我こそは!という方は、ロボット大国・日本の一つの源流とも言うべき貴重な昭和遺産の修復に、直接コミットしてみては?
 
 
CAMPFIRE /「相澤ロボット楽団 修復プロジェクトチーム」
https://camp-fire.jp/profile/aizawarobot/projects

ロボットゆうえんち / 相澤ロボット楽団 修復プロジェクト
http://robotyuenchi.com/aizawa.html

(「昭和シリーズ」 “Web担当A” )
 
 
(次ページへ続く→
 ■相澤ロボット楽団修復プロジェクトチーム  CAMPFIRE プロジェクトページ より  [2/2] )

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