より強い身体を乗っ取れ! スタイリッシュでカルトなレトロゲーム『RELICS』MSX2版が「プロジェクトEGG」にて無料で配信開始!

おはこんばんちはです。昭和50年男向け「S50ニュース!」をお送りします。

筆者が大好きだったゲームが配信!ということでスミマセン、発表から1日遅れなんですけども贔屓目なご紹介。
 
D4エンタープライズが運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」の新規コンテンツとして『RELICS』(MSX2・Windows10対応版) の無料配信が開始されましたよ~。
(※別途、月額550円が発生するサービス会員登録が必要)
 
昭和50年男世代にとっては、後にファミコンのディスクシステム用ソフトとしてリリースされた『レリクス暗黒要塞』の方が有名かもしれませんが、多少なりともPCゲームをかじっていた人なら、こちらの元祖『RELICS』もきっとご存知なのでは?
 

▲遺跡をバックにした『RELICS』のタイトル。この白黒反転ロゴが激シブ…! 掲載した画面は全てMSX2版のもの
 

多くの機種に移植されたゲームですが、真のオリジナルは ’86年にリリースされたPC-9801版。

それまでのPCゲームとは明らかに異質でスタイリッシュなロゴや画面のデザイン。ギーガーの影響を感じさせつつも独自のテイストを発揮していた特異なキャラクターたちは多関節でぬるぬるとマリオネットのように動き、さらに『遊星からの物体X』みたいとも評されていた憑依システムがなんとも言えないブキミさを醸し出しており… 筆者はもう一発で虜になってしまいました。

しかし98なんて高嶺の花…それでもどうしても遊んでみたくて、レンタルショップでソフトだけ借りて、ガラ空きだった電器店のパソコン売り場にあったマシンでプレイしてみたり、アホなことをやってた気が…。当時のお店の方ゴメンナサイ、時効ってことで許して~。
 

▲プレイヤーは記憶をなくした幽霊のような黒い影。キャラを倒してはその身体へと乗り移り、遺跡内を進んでいく

 
で、詳細はだいぶ忘れてしまったんですが、発売元のボーステックさんが東京は町田のパソコン店で営業イベント的なことをやったりしてまして。多分その時に、登場キャラクターたちがモノトーンで描かれたドチャクソにかっこいいイラストのクリアファイルとか大判のポスターとかTシャツ?なんてグッズを手に入れ、まさに大歓喜!

特にポスターはだいぶ長いこと自分の部屋に貼ってあったと思うんですが… 母さん、僕のあのポスター、どうしたんでせうね? まさか捨ててはないと思うんだケド…。

と、全然ニュースらしくない己の想い出語りが行き過ぎてしまいましたが、そんなこんなでゲーム自体は全然まともに遊べてない時期がしばらく続いた後、ななんと自分の持っていたMSX、それもナゼかMSX2でなくMSX1用に、夢にまで見た『RELICS』が移植されることにッ!? これまた狂喜乱舞! え、でもそれってホントにできるの? あの98ベースの美麗グラフィックを一体どうやって…? と、期待と不安が入り混じりつつも発売されるや即入手!
 
まずパッケージの発泡スチロールがギーガー風のレリーフになっているのにもシビレたんですが、ゲーム自体は… 当時遊んだ方は分かってくれると思うんですが、コレがなかなかに衝撃的な画面だったんですよね… とにかくキャラのドットが荒すぎてビビりましたが、マップやゲームの展開は元祖をまんま踏襲。しっかり遊べて、なんとかクリアはできました。テープ版だったと思うので、地下編のロードにえんえん待たされた挙句、完了するや即死! また最初っからやり直し…というパターンには泣かされましたが(苦笑)。
 

▲プレイヤーはそもそも何者なのか? この遺跡はいったい何なのか? 徐々にその背景、物語が明らかに…

 
ともあれ、MSX1版もものすごく無理してガンバった感のある愛すべき移植で、楽しませてはもらったんですが、正直MSX2にしてくれたらよかったのに…と思ったのも事実。そしたらこれまた満を持して、後からしっかりMSX2版が! 長ぁ~いロードにげんなりせずに済むメガROMカートリッジでリリースされたんですねぇ。
 
98版以降、他のPC版もデジタル8色のグラフィックだったのに対し、画素数は少ないながらも色数が出せるMSX2版は、後発だけになかなかのスヴァラしい完成度でユーザーを大いに喜ばせたのでした。

…そんなワケで、かつて夢中でプレイした人も、ノータッチだった人も、この機会にゼヒ!
 
 
▼EGGチャンネル / レリクス for MSX2
 
 
ちなみに「プロジェクトEGG」では、今回配信開始となったMSX2版『RELICS』の他、PC-8801版、FM-7版、X1版、MSX1版を無料配信。また、PC-9801版、X68000版は現在各330円 (+ACポイント50%還元) で配信中。各機種版をじっくり遊び比べてみるのもアリかも?
 
(昭和40/50年男 “Web担当A”)
 
 
[以下、D4エンタープライズ  ニュースリリース より ※7/6付]

 2021年7月6日、レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行なっている株式会社D4エンタープライズ(本社・東京都千代田区 代表取締役・鈴木直人)は、同社が運営するレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』において、新規コンテンツ『RELICS(MSX2・Windows10対応版)』の無料配信を開始しました。
 
 
タイトル : RELICS(MSX2・Windows10対応版)
ジャンル : アクション
メーカー : ボーステック
 
配信サイトURL :
http://www.amusement-center.com/project/egg/cgi/ecatalog-detail.cgi?product_id=1635
 
発売日 : 2021年 7月6日
価格  : 無料
     (※プロジェクトEGG月額会員登録が必要です。 )
 
 
 突如、海中より現れた遺跡を舞台に、精神体が活躍する異色のアクションアドベンチャーゲーム。主人公の生い立ちもゲームの目的も不明で、とにかく謎の多いタイトルとして話題になりました。

 本作の最大の特徴は、スピリットライド(憑依)にあります。主人公は倒した敵に憑依し、手に入れた身体によって、噛み付き/剣/銃/パンチ/火炎/フラッシュ など様々な攻撃方法が楽しめます。よってゲームの攻略には状況にあわせた身体選びが必要といえるでしょう。また、こうした独特のシステムのお陰で、単にゲームを攻略する以外に、この身体はどんな能力を持っているのだろう? といった、(当時としては)斬新な遊び方も可能でした。ほかにも階級の高い身体に憑依すれば、部下のキャラクター達は、あなたをあがめるといったユニークな演出もあります。

 はたして様々な種族たちが徘徊する遺跡の最下層には何があるのでしょうか? そしてゲームの最終目的とは?
 

EGGチャンネルにて紹介動画公開中!
https://youtu.be/XzusEFZyO_4
 
 
 
※『プロジェクトEGG』とは

 PC-9801、 FM-7、 X1といったようにプラットフォームが乱立していた1980年代。 この時期に発売されたPCゲームは、 今のゲームに大きな影響を与えました。 しかし記録メディアの劣化やプラットフォーム等の変化により、 それらは次第に遊べなくなっています。
 D4エンタープライズでは、 レトロゲームを文化遺産のひとつと考え『プロジェクトEGG』を発足しました。 過去の名作をWindows上に復刻し、 いつまでも楽しめるようにすること。 それが『プロジェクトEGG』の役割と考えております。
 
 
怒涛のレトロゲーム990本以上配信中! 『プロジェクトEGG』URL :
 http://www.amusement-center.com/project/egg/
あのゲームのサントラがココだけに!? 約9000曲配信中! 『EGG MUSIC』URL :
 http://www.amusement-center.com/project/emusic/
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