創刊へのカウントダウン

睡眠が極度に減り、ストレスによる食い過ぎで太り、夜な夜なうなされる一方で、ワクワクしちゃう自分がいる。そんな創刊への日々をセルフレポート。

第87話 最後の夜。(3)

2009 年 12 月 20 日 編集長 コメント募集中

 朝4時過ぎ、集中力が途切れそうになりティータイムにした。モーターショーから帰ってきた約12時間前には山のように積まれていたチェック用の原稿も、もうずいぶんと減り、出発の8時までには片付く目途が付いた。「ふーっ」さっきから封印していたエンドロールを浮かべてみた。この企画は2年以上前から描き続けてきたモノだ。なんとバカげた本だと自分自身を疑い、書店で...

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第86話 最後の夜。(2)

2009 年 12 月 19 日 編集長 コメント募集中

 昨夜7時ごろから、計6本の酒宴へのお誘い電話をいただいた。そう、モーターショーの初日なのである。バイク業界にとってはものすごく重要な日で、俺はいろんな打ち上げに顔を出すのがこの2年に一度の祭りの恒例になっている。最後の誘いはなんと日付が変わって朝の3時過ぎ。みんな元気だよ。「コッチはまだやってるんだ。もういいじゃん、今日は終わりにしなよ」電話の向...

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第85話 最後の夜。(1)

2009 年 12 月 18 日 編集長 コメント募集中

 モーターショーから戻り、ひたすらチェックとヌケの原稿を書き上げる。もう、ホントに最後の闘いだ。翌日は出張が入っていて、編集部にいられるのは朝8時がリミットだ。何度チェックしても不安は消えない。「あと3日あればなぁ」などと、この期におよんでも女々しいことを考えたりしている。夜が更けていく。もう何日泊まっただろうか?何日風呂に入っていないだろうか(バ...

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第84話 えっ、モーターショー?(2)

2009 年 12 月 17 日 編集長 コメント募集中

 この押し迫った時期にモーターショーのプレスカンファレンスに行かなければならない俺。12時半にオフィスを出て、4時過ぎには戻ってくるという、俺にとって東京モーターショー取材歴最短の時間で終わらせた。トヨタのカンファレンスが見られなかったのは残念だが、連日の泊まり込みから放つ獣臭とアブラギッシュなテカる頭を気にしながら、クライアントと挨拶を交わした。...

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第83話 えっ、モーターショー? (1)

2009 年 12 月 16 日 編集長 コメント募集中

 10月21日。この日の午前中いっぱいがもう手を離さなければならないリミットである。が、創刊にかける俺に対して、制作部門から「22日の午前中までは大丈夫です」と特別な“余裕”をプレゼントしてくれた。とはいえ、この日は2年に一度の東京モーターショーのプレスデイで、翌日は発売日延期で調整した出張を入れてある。バイク雑誌を主力とする我が社のトップである俺...

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第82話 キラーパスが飛んできた。(3)

2009 年 12 月 15 日 編集長 コメント募集中

 流行りモノ総点検のページに入れようと思っていたイラストのスペースには本来はコミカルなタッチでその時代時代の象徴的な昭和40年男像を描いてもらいたかったのだが、うん、結果的には代案ながらよくできたと思う。さらにここの本文は俺が代筆した。ヒーロー考察の1~5で、これは後悔が残る上がりになってしまった。もっとおもしろいものが書けるのに。でもこの段階では...

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第81話 キラーパスが飛んできた。(2)

2009 年 12 月 14 日 編集長 コメント募集中

 それでも俺たちはがんばった。問題の企画は第1特集の後半、P62から始まる懐かしい流行りモノ総点検のページである。「ザ・ベストテンはまかせてくれ」「MA-1あがりました」分業で出来そうなものを各自取りかかっていき、次々とあがっていく。困ったのはページセンターにつくった本文と、本来イラストを入れるためにレイアウトしてあった白い囲み枠内だ。発注が遅れた...

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第80話 キラーパスが飛んできた。(1)

2009 年 12 月 13 日 編集長 コメント募集中

編集部の高橋が腰痛でダウンした。これまでも騙し騙しやってきたのだが1週間ほど自宅作業になり、締め切り日が近づいたころになんとか出社してきたものの進行はすこぶる悪い。それに1週間の自宅作業はほとんど自宅療養だったといっていいだろう、遅れも相当なものになっていた。他の編集部員にも、もちろん俺にも余裕はまったくない。そこで立てた作戦はこうだ。比較的進行の...

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第79話 このタイミングで出張?

2009 年 12 月 12 日 編集長 コメント募集中

 10月16日。本来ならもう発売しているはずであったこの本の制作によって遅れるであろう既存の仕事を前々から組んでいたのは、スーパーハイパービジネスマン(なんだ?)としては当たり前。キャンセルのできるものはなんとかしたが、この日ばかりはどうにもならなかった。後ろ髪を引っこ抜かれそうになりながらも、編集部に指示を出し新幹線に乗り込んだ。チェックしなけれ...

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第78話 残酷な日々。(3)

2009 年 12 月 11 日 編集長 コメント募集中

 そうやって原稿やデザインのチェックをしながらも自分の原稿もまだ残っている。とはいえ、一応はすべて上がってもいるのだけれど。これは編集長の特権かも知れないが、全体の進行を把握しながらギリギリまで引っ張れる。パソコンを立ち上げる度に書き上がった原稿に修正を加え、上書きしていく。日々、少しずつ滑らかになっていく。コイツがまた楽しい。だが、全体の進行が第...

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