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ぴっかぴかの1年生。

2016 年 4 月 15 日 プロデューサー コメント

昭和47年、1972年。なんだかはるか彼方の昔のことに思える年に俺たちは小学校に入学した。札幌オリンピック、あさま山荘、ガッチャマンなどなどはなんとなく思い出せるが、ディープ・パープルの『ハイウェイスター』やデヴィット・ボウイの『スターマン』がこの年にヒットしたなんてのはまったく知らない。

僕の雑誌好きは中坊の頃にふれた『ミュージック・ライフ』や『ギター・マガジン』によるものだ。むさぼるように何度も繰り返し読んでは、雑誌の素晴らしさに感謝した。そんな中坊に至ったのは、6年生まで両親が買い与えてくれた『小学○年生』の影響が大きいかもしれない。発売日に書店さんが届けてくれる。配達は午前中だから、学校から急いで帰った。まずは付録の組み立てを楽しむ。付録遊びが終ると本を読み込んで行く。好きなマンガから始まり、そうでもないマンガにいき、最後に情報ページや学習ページに行くといった具合で、一冊すべてに目を通す。遊びの種類が今のように豊富でなかったから、与えてくれたものは徹底的に楽しんだのだ。そうせねばもったいないとの気持ちも強かった。

1年生つい先日のこと。書店でそんな想い出にひたったのは、この表紙が目に飛び込んできたからだ。相変わらずドラえもんはスターなんですな。入学おめでとうの文字に自分のことと息子の入学まで思い起こさせてもらい、なんとも暖かい気持ちになった。驚愕は付録だ。ピアノペンケースと名付けられたのは、ピアノのカタチの筆箱らしい。ギョエー、なんちゅう取り合わせだ。小学館のホームページを覗くとなんと音が出るとのこと。そうだよな、ピアノのカタチにしただけじゃ意味がわからんもの。1オクターブながら黒鍵まで出るというのだから恐れ入った。しかも980円で実現しているのだからますます恐れ入った。女性誌同様、付録の威力は絶大なのだろう。

賑々しい表紙は、僕らが楽しんだ頃ときっとあまり変わっていないのではなかろうか。どんなに時代が変わっても残ってほしい雑誌のひとつだ。紙でしか伝わらないことを小学生の頃から叩き込んでほしい。そしていずれ、僕らの雑誌にふれてくれるように立派に成長してほしい。たくさん売れることを祈る僕だ。

 

 

 

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