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第2号の制作現場を振り返る。〜インタビューでの涙〜

2010 年 4 月 3 日 プロデューサー コメント

第2号の制作現場での出来事や想いなんぞを綴っている。
今回は第1特集である“タメ年たちのリアル”に掲載した
西田さん(P68・69)の現場から、第1回目。

 

Jリーグのジュビロの本拠地というとわかるだろうか、
静岡県は磐田のヤマハ発動機本社をたずねた。
ウチの会社が得意とするバイク雑誌の仕事で、
ここには18年前から何度も来ている。
俺の出張歴は、ここがナンバーワンであることは間違いなく、
ヤマハのロゴマークの入った名刺コレクションは100枚を軽く超えるほどだ。
そんな通い慣れたヤマハ発動機本社であるが、
今回はちょっとした緊張感と新鮮な気持ちでの訪問となった。

 

取材そのものはバイクを通じたものだが、
普段と異なるのはそれが主役でないことだ。
聞きたいのは、設計者という仕事の喜びと苦悩がテーマなのだから。
たとえば
「その技術の発想の原点は?」
などというお馴染みの質問は
「その技術が生まれる背景にある経験は?」
に変わるのだ。

 

取材時間は2時間を予定していて、
結果的には30分おしての長丁場となったが、
最後まで集中力は途切れることなく真剣に付き合ってくれた。
インタビュー記事は編集者にとって実にやりがいのあるもので、
それが歩んできた仕事人生なのだからなおのことだ。
もったいないことにカットする部分がたくさんある。
おそらく2時間半におよぶ取材をすべてページにしようとしたら、
10ページは軽く超えてしまう。
バッサリとカットしなければならないのだが、
そこに無念さがあればあるほどいいインタビューだったということの裏返しになる。
この西田さんのインタビューでは、ずいぶんの量をバッサリとやった。

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