花束に気づきのおっさん。


先日、クライアントとリアルの打ち合わせがあった。少なくなっているものの、やはり目を合わせて議論しようという声は根強く、週に何件かは舞い込む。もちろん対策はバッチリなのがあたり前田のクラッカーで、広い部屋を用意していただき換気もバッチリで議論した。終わった後に「さて、繰り出しますか」がないのが極めてつまらないが、それでもリアルの議論は楽しくあっという間に時間は過ぎ去った。

 

その打ち合わせに入ろうというところに、同じ課員ではあるものの今回のミッション担当ではない方がこれを持ってやってきて、「おめでとうございます」と手渡された。何が起こってるのだと、一瞬鳩が豆鉄砲状態だったが、すげーうれしいことに先日僕が大騒ぎした重版出来祝いだったのだ、うぎゃーっ!!  これ、もし打ち合わせの後だったら確実に涙腺崩壊の危機だったな。初顔合わせの方がいたことと、難しいミッションへの緊張感というか期待感も強かったからなんとか堪えられたが、ましてや以前のように打ち合わせ後の一杯の席だったら号泣だっただろう。

 

こう見えて、ガキの頃からお花好きなのさ。お正月に飾るのは、かなり多くの花屋さんを巡って決めるし、ガキの頃は春夏に咲く花の種を植えては大事に育てて楽しんでいた。少女チックと笑わないで。今回のおしゃれなのも大事に持ち帰って、花瓶に挿してうっとりと眺めているのさっ。

 

まさかまさかの想定外なことって、大きな感動になる。この方には以前にも、夏の呑みの席でバースデイケーキを仕掛けられて泣かされたことがあった。そんな気遣いもさることながら、楽しそうな笑顔で仕掛けてくれるのがおっさんのハートにグサリとくるのだ。そして感じさせられたのは、こんな風に自然に人を祝ったり喜んでもらえる男にワタシもなりたい、である。こうした行動は、人間らしいよい所が全部詰まっているじゃないか。長引くコロナによって人間の悪いところが見えてしまうことが増えたし、批判にさらされて落ち込んだりすることも多々ある日々が続いていて、ちょっと嫌な気持ちにウジウジしていたところを清涼剤のごとくスッキリさせてくれた。こういう日にしか気づきのない自分を恥じながらも、感謝と感動の「倍返しだっ!!」と誓ったのさっ。

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