志村けんさんが僕のこころのベストテン第1位 〜大編集後記。

 

今日も元気に最新号のご紹介、大編集後記をつぶやかせていただく。昭和の一年を切り取ってお送りしている連載特集の『夢、あふれていた俺たちの時代』昭和51年を切り取った。小学5年生になった年で、このくらいになるといろんな記憶が鮮明に思い起こされる。恋をしていたなあ(笑)。で、我が編集部が厳選した「こころのベストテン」がこれだっ!!

 

前年にまさかの最下位に沈んだ永遠に不滅の巨人軍は、この年見事に優勝してこころのベストテンでも優勝である。それにしても、この年の出来事は変な言い方になるがレベルが高い。あのコマネチ旋風が8位だもの。堂々の2位にランクされた「およげ! たいやきくん」の大ヒットは、その恩恵もあった。次々にたい焼きを焼く店が増殖していき、その分だけありつける機会が増えた。今じゃまったく受け付けなくなっちまったが、当時は甘いものが大好きで特にあんこもはなんでも来いだったので、このビッグヒットは心の底から歓迎した僕だ。450万枚も売れていまだに破られていない記録とのことで、その450万人に含まれている同世代諸氏もきっと多いことだろう。

 

アントニオ猪木とモハメド・アリの戦いをドキドキしながら見た日も、まるで昨日のことのように思い出す。誰もが予想できなかった試合展開に脱力感というか悲しさまで感じられた。後に、愛読していた『小学5年生』だったと記憶している、アリの足が腫れ上がっていて猪木は偉大だというオチのマンガを読んで、余計に脱力した僕だ。

 

僕個人のこころのベストテントップは、「東村山音頭」の大ヒットだ。個人的すぎる話だから編集部にケチをつけるわけでないが、この曲や志村さんのギャグを人前で演じることで人が笑ってくれることに強く喜びを感じた。そのまま僕の人生に直結している。去年の悲しい出来事からもうすぐ1年を迎えるのだが、けんさんのことを思い出すたびに悔しくてならない。憎っくきコロナのバカヤロー!!

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