【S40News!】リコーの高倍率ズーム搭載コンデジ「CX6」。


リコーは、広角・高倍率ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラ『CX6』を12月3日に発売する。価格はオープンで、予想実勢価格は4.5万円前後。

リコーのCXシリーズは、高倍率が特徴のコンデジ。初代のCX1は光学7.1倍、CX2以降は広角側で28mm、望遠側で300mm(35mm版換算)の光学10.7倍ズームレンズ(F値:F3.5〜5.6)を搭載してきた。今回発売される『CX6』は、レンズと撮像素子(1/2.3型有効約1,000万画素裏面照射型CMOSセンサー)を前モデルに当たる『CX5』から引き継ぎ、これにオートフォーカスや動画の撮影機能に改良を施しての登場となる。

今回は、前モデルで採用されたハイブリッドAFシステムをハード・ソフトの両面から改良した新システムの搭載により、最短で0.1秒という合焦速度を実現。一瞬のシャッターチャンスに強くなっている。液晶モニターには、前モデルの約1.7倍明るい高輝度液晶モニターを採用し、屋外での視認性を向上。また、被写体の明るさに応じてカメラが自動的に輝度を調整する機能を追加し、撮影環境の変化による視認性低下を抑えるようになった。また、望遠撮影の際、液晶モニターに小画面を同時に表示するズームアシストモニター機能によって、フレーミングしている位置を常に確認できるようになった。

撮影モードにはより撮影者の撮影意図を反映できる「絞り/シャッタースピード優先モード」が追加されており、絞りは「開放」「小絞り」の2段階から、シャッタースピードは8秒から1/2,000秒の間で設定できる。最短撮影距離は1cm(マクロ広角)、感度はISO3200まで。また、動画をより気軽に楽しめるスナップ動画機能を搭載。動画専用のレリーズボタンを追加し、オートフォーカスやズーム機能など、動画撮影時の機能が充実した。

高倍率ズーム搭載コンデジが当たり前になっている昨今。先日紹介したばかりのカシオ『EX-ZR200』と同クラスの製品となるが、発表された内容だけを見ると新しさに欠けるというのが正直な感想だ。ペンタックスの吸収で、何か新たな魅力を期待したいところ。今後の同社の動きに注目していきたい。

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2件のコメント

  1. リコーはGR、GXRというコンパクトデジタルカメラの名機を持っているので、下位モデルにもそのいい部分が引き継がれているのかもしれませんね。

  2. つい最近、GX200というリコーのデジカメをネットオークションで手に入れた。広角とマクロに強いモデルということでネット検索していたらこのモデルに巡り会えた。AFスピードがすこぶる遅い。いまどきズームが三倍。フラッシュ撮影は、予めマニュアルでストロボをポップアップしておかないと自動では動作しないので忘れがち。便利で高性能に慣れてしまった身体には、何ともアナログな感覚を憶えるデジカメ。だが、ローアングルに適したビューファーの装備や、手にしっくりと馴染むグリップと持った瞬間に分かる絶妙な重量バランス。この辺が、前述した「極めていない性能」部分も含め使いこなす喜びに繋がる演出なのだと思う(痘痕も笑窪か?)と、なるほど、デビューして3年経っても人気が高いことが良く分かった。しばらくカメラ小僧(昔)になりそうな予感(^^)。。

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