コロナに負けたわけじゃない 〜魂の叫び。

 

本誌最新号(VOL.62) の巻末に自信を持って配置したインタビュー記事が、僕自身大好きな企画の「ガツンとひと言。兄貴の説教」で、社会学者の宮台真司さんにご登場いただいた。まさにタイトルどおりのガツンで、すばらしいどころか凄まじい説教となった。この記事だけでも780円の価値はあると思える、俺たち世代こそ感じるべき言葉が並ぶ。メインの見出しとなっている “思考停止に陥ってはダメ 常に考え続けなくてはならない” は、シンプルながら現代社会の大きな課題だ。記事では続く言葉として “日本人には仲間がいない人が多すぎる” とあり… これ以上は 最新号を買ってくれ!! すでに持っている方々はこの週末に今一度読み返していただき、思考停止へと誘う一部の情報バラエティが、いかに日本をミスリードしているかを精査していただきたい。

 

さて、こんな前振りになったのは、飲食店を経営する大切な “仲間” からの、“思考” を120%駆使して発したメッセージを紹介したいからだ。以下、原文から僕もシンクロする部分を抜き出して掲載させていただく。

 

この度、閉店することを決めました。
言いたいことは山のようにあるのですが、「生命の危機を回避するための会食自粛」と言う、
誰も抗えないプロパガンダを展開された日にはなにを言っても公の利益に反する
ただの悪者にしかならないでしょう。

しかし「コロナに負けた」などとはひとつも思っていません。
「感染者は悪(正確にはPCR検査陽性者なだけで感染者や発症者とも限らない)」という
訳の分からない価値観に負けたと思っています。

陽性者になるのは
「悪いことをした結果だ」
「公の利益に反する行動を取った結果だ」
という価値観の蔓延こそが恐ろしい。
皆さんも何より
「他人にうつす事」
「周りに迷惑をかける事」を
避けたいがための行動を取っているのは重々承知しています。

「陽性反応=悪い事をした結果」という価値観の中では
当然客足は戻らず、立ち行かなくなったという事です。

ワクチンが開発されたら感染=悪ではなくなるのでしょうが、
ウィルス自体が死滅することはまずないですし、宿主を高確率で殺さないどころか、
大半は自覚症状すらないウィルスの感染を止めることなどできないでしょう。
「行動自粛する事でそれが出来る」と言う対策を今後も続けるなら、
まずはそんな人間のご都合主義こそ捨てた方がいいと私は考えます。

我が子のように苦労して育ててきた店を無くすのは本当につらい。
でも、どう抗いようも努力しようもなく、
人々が考え方を変えない限りずーーーーっとこの状態は続きます。
 

(以下、店舗の状況説明などが続く。)

 

この魂の叫びには、張り巡らされた思考がある。あたりまえだ。命がけで店を経営してきた彼なのだから。宮台さんの言葉同様、彼の発したこの叫びに書き足すことは何もない。みなさんどうぞ、彼らの言葉を受け取ってそれぞれの思考を張り巡らせていただきたい。そう強く強くつぶやく今日だ。

最初のコメントをしてみませんか?

お気軽にコメントをどうぞ

メールアドレスは入力しても公開されることはありませんのでご安心下さい。


*