Hot・Dog PRESSの熱きパワー!!

1984年の6月25日号のこいつを編集部で見つけた。そう、お宝がいっぱいあって楽しいのは、さすが『昭和40年男』の工房である。19歳の誕生日を迎える直前に書店に並んでいたんだな。まさしく俺たちがターゲットにされて作り込まれている。特集タイトルも “灼熱恋愛100%成功術” とは素晴らしいっ。ルビ扱いのコピーもビシッと盛り上げている。攻略最新情報って、こりゃあ狼たちはみんな買うね。

 

開くといきなりモノクロページだ。そう、当時の出版においてカラーはべらぼうにコスト高だったから、編集者はみんな工夫してモノクロを増やした。目次から始まって最新情報のページが続いてやっとカラーだと思ったら、すげー、8ページにわたるサントリーペンギンズバーの広告だよ。いいなあ、広告。うちの本にはほとんど入ってないものなあ(泣)。そして広告終了の対向ページの1ページで、特集の扉ページかと思いきやタイトルに続いてすでに本文がスタートする。うちみたいに見開き使って扉ページを作る遊びはなく、熱い熱い特集にど頭から突入するのだ。って、うちだって熱さでは負けないよ。

 

さすが100%成功と名乗るだけある。これでもかっとマニュアルが並ぶ。『フットルース』のステップを知らなきゃ、六本木ギャルから村八分。へーっ、そうだったんだ。この夏、偏差値70のちょっと上をいく海パンコレクション。これはなんと素晴らしいタイトルなんだ。どのタイトルにも活気とスピード感があって、あの手この手感がハンパじゃない。これも傑作だなあ、これだけは教えたくなかった……ふいうちキッス必殺ゲリラ作戦! おーっ、パチパチ。ふいうちをあえて漢字にせずに柔らかくしたことと、必殺とまで言っちゃうど根性に脱帽だ。

 

現代の19歳に見せて響くだろうか。キスだけで9ページも綴っていて、かなり真剣に攻略する姿勢があふれ出ていて気持ちいいのだがどうでしょう。あっ、ちなみに前述したふいうち必殺技の1つに、降りてくる彼女を迎え撃て! というのがある。車でのことで、さりげなく助手席のドアを開けてあげる優しさを見せつつ、立ち上がったところをふいうちするというものだ。きゃーっ、ステキ。でもやはり、現代には通用しない気がする。

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