ナッツ習慣を始めました!の巻

今年の2月に発売しました、昭和40年男総集編「中年男の健康講座」で、糖尿病対策のひとつとしてお酒のつまみにミックスナッツがおすすめという記事を掲載しました。血糖値が気になる人でも、正しくつまみを選べば血糖値の上昇を抑えることができるというものです。ナッツ類に含まれている不飽和脂肪酸やビタミン類、食物繊維は糖質の代謝を助け吸収を穏やかにしてくれるので、血糖値高めの人がお酒を飲む時のつまみとしてはうってつけなんです。理想は、なるべく油や塩が含まれていないものを選ぶことがが望ましいのですが、スーパーマーケットなどで見かけるナッツはいろんなものがあって、どれを選んでいいか迷ってしまうという人もいるでしょう。そんな方におすすめなのがこれ! 1食分ずつ小分けにされて1週間分がひと袋になっているので、保存も簡単ですし、持ち歩きにも便利です。

美と健康のためのスーパーフード

写真左のミックスナッツの方は1袋22gあたり143kcalで、写真右のアーモンドの方は1袋28gあたり178kcalと、摂取カロリーもわかりやすく、つい食べ過ぎてしまうのが心配…という人にも便利です。アーモンドのみの方がややカロリーが高め、ミックスナッツに比べて味の変化を楽しめないかも…という意見もあるかもしれませんが、アーモンドのスーパーフードっぷりは、近年あらためて脚光を浴びていて、「美と健康」になくてはならないと言われる成分が、ギュッと詰まっています!

編集部まつざきが、この3年ほど「難敵」としている悪玉コレステロール(LDLコレステロール)も下げてくれるということですので、早速一日1パックのナッツ習慣を始めました。アーモンドは、抗酸化力が高く細胞や血管の健康促進にも力を発揮するビタミンEやポリフェノールを多く含んでいますので、身体の内側から健康になりたい、きれいになりたいという人には特におすすめです。さらに特筆すべきは、成人の場合、体内に20~25gほど存在し、体内のバランスをコントロールする上でも、重要な役割を担うミネラルである、マグネシウムの含有量が高いこと。ナッツ類の中ではかぼちゃの種に次いで高く、その次がカシューナッツという順番になっています。かぼちゃの種以上に、なじみがあって、値段も手ごろなアーモンドなら、毎日続けるのもそう難しくはないかもしれません。ちなみに、この1週間分7袋入りの商品は、ドラッグストアで650円ほどで購入できますので1袋あたり100円以下ということになります。小腹が空いた時の間食用に常備しておくのも苦にならない価格設定ですね。

過剰摂取に気をつけて適量を

1日あたりの目安摂取量は、女性20粒、男性22粒程度と考えられており、概ね25粒以内が望ましいということですので、上記商品の小分けのひと袋分くらいが適量ということです。アーモンドは食物繊維が多く便秘解消にも効果的ですが、食べ過ぎると人によっては下痢をする場合もあります。また、ビタミンEは脂溶性ビタミンなので体外に排出されにくいため、過剰に摂取することでビタミンEが体内に蓄積し、肝機能障害などを引き起こす可能性もあるそうなので、美味しいからといっても食べ過ぎには注意しましょう。 アーモンドに含まれる成分のうち、約50%は脂質です。前述のように、不飽和脂肪酸は血液中のLDLコレステロールを減らす働きや血圧を下げる効果、血栓や動脈硬化を防ぐ効果が期待できますが、脂質は摂り過ぎると消化吸収に時間がかかるため、体質によっては負担になってしまうこともあるそうです。食べすぎるとせっかくのアーモンドの効果が得られないばかりでなく、逆効果にもなりかねませんから、適量を摂取するように心がけましょう。  

ちなみに、どうしても堅いナッツは苦手…という方には、「アーモンドミルク」なるドリンクタイプのものもあります!2013年頃から日本でも見かけるようになり、年々その市場は拡大し、人気が高まっているそうです。「第3のミルク」とも呼ばれるアーモンドミルク、気になる方はぜひ検索してみてください!

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