ピコ太郎再び! PPAP-2020

自身の基礎疾患(気管支喘息)と、連れ合いががんサバイバーでその他基礎疾患&高齢者(67歳)ということで在宅勤務二日目の編集部まつざきです。

全国7都府県に緊急事態宣言が出されて、それに伴う具体的な対応に対する見解の相違や、感染者の多い愛知県を入れなかったことなど、まだ収束への道筋がはっきりと示されていないなか、多くの著名人が、自粛や注意喚起を呼びかける動画やメッセージを発信しています。

昨日(4月8日)、渋谷にある複数の街頭大型ビジョンでは、タレントの江頭2:50さんのYouTubeチャンネル・エガちゃんねるの動画「江頭2:50が物申す!」が映し出されました。本当に真剣に訴えるその様子には、危機感をもってほしいという強い思いが感じられるメッセージ動画です。奇しくも昭和40年男でもある江頭2:50さん、我々世代が未来のある若者や感染リスクの高い高齢者の方々を守るために取るべき行動を教えてくれているような気がします。

この江頭2:50さんの動画のなかで、「手洗い」について詳しくその正しいやり方を紹介していますが、その正しい手洗いを全世界に向けて発信してくれたのが、あのPPAPで一世を風靡したピコ太郎さんです。

こちらが、4月5日に公開された「PPAP-2020」です。コメント欄には日本人以上に世界各国の方のコメントが寄せられているのが、ピコ太郎さんの世界的影響力の大きさを物語っています!これを観て、正しい手洗いを楽しみながらやってくれる人が世界中に増えるといいですね。

「Pray for People And Peace」という新しいPPAPが世界中に広がることを願わずにいられません。

こうして書いている今も、自宅(江戸川区)の周りを外出自粛を呼びかける区の広報車が巡回しています。極力外出を避け、どうしても外出しなければならないという事情がある場合は、必ずマスクおよびバンダナやネックウォーマー、スカーフなどそれに準ずる対策をして、うがいや手洗いを徹底するように心がけてください。

昨日は、私の故郷である青森のねぶた祭り(毎年8月2~7日開催)の開催中止が発表されました。青森市民にとっては、ねぶたが終わった翌日から来年のねぶたを心待ちにすると言われるほどのお祭りです。開催期間中は市の人口の10倍、約300万人が訪れると言われる大規模なお祭りで、感染リスクはもちろんのこと、準備には膨大な期間と費用を要するため、早めの決断だったと思います。毎年GW頃に開催される弘前市の桜まつりも早々に中止が決定されていて、財政のきびしい一地方県としては、関連する企業の倒産も考えられ、その経済的な打撃は計り知れないものだと想像ができます。それを承知のうえで、人命最優先の勇気ある決断はすばらしいです。ねぶたも桜まつりも来年元気に復活することを願わずにいられません。

こうして各地方自治体の対応をみると、危機が目の前にある感染拡大地域より、東京や大阪などの感染拡大を目の当たりにして対策を進める地方の方がよほど危機感を強めているように感じます。飛行機や新幹線で、日常的に大都市から地方へ人が流れる時代です。今感染者が出ていない県や、感染者が少ない県も決して安心はできないということです。根拠もなく「日本は大丈夫」などと思っている人は、イタリアやスペイン、ニューヨークやフランスなどの大都市圏の深刻な状況をもっと知るべきです。「他人事ではない、うつらない・うつさない」を一人ひとりが徹底することが重要であることをいま一度認識してほしいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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